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タイトル: On Bathymetrical Features of the Japan Sea
その他のタイトル: 日本海々底の形態
著者: Terada, Torahiko
著者(別言語): 寺田, 寅彦
発行日: 1934年12月30日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第12冊第4号, 1934.12.30, pp.650-656
抄録: 日本嶋弧がもしも往昔大陸の東橡から分離したものであるといふヴェーゲナーの考が正しいと假定すると,現在の日本を逆に大陸の方に押し付ければ,或程度迄はうまく間隙なく接合されなければならない.さういふ復舊變形をするには先づ朝鮮半島をその根元近い或點を廻轉軸として時計の針の方向に廻轉させなければならない.これは黄海といふものゝ存在によつて假りに許容されるとしても,殘る一つの困難は,朝鮮の舞水端から雄基瀞を経て,アムール瀞,ウスリー瀞,アメリカ瀞迄を包括する梯形の沿岸線凹入が一つの充塡し難い空隙となるといふ事實である.ところが,日本海の中央部には從來著いし淺瀬或は「堆」のあることが知られて居り,近頃その全貌が梢明かにされて來てゐるので,この堆を作る物質が或は上記の空隙に相當するものではないかといふ想像が起こし得られる.それで,此の考が如何なる程度迄都合よく行くかを見る爲に,誠に,日本海の各横断面の面積を其縦軸上に排列して見た.もし,その分布が平滑な曲線で示されるならば,上の想像が幾分有利になる筈である.さういふ吟味を行つた結果は上記の假説に好都合と見られるやうなものであつた.即,海の横幅や各断面の平均の深さが海の軸に沿ふて不規則な分布を示すに反して断面々積は同じ軸に沿ふて極めて平滑な分布を示すのである.
URI: http://hdl.handle.net/2261/10149
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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