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タイトル: Changes in Rigidity and Internal Friction of Amorphous Silica with Temperature
その他のタイトル: シリカの剛性率及び固體粘度の温度による變化
著者: Iida, Kumizi
著者(別言語): 飯田, 汲事
発行日: 1935年9月30日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第13冊第3号, 1935.9.30, pp.665-680
抄録: 地震波が地殻内に於て老衰し,叉變形すると云ふ事は既によく知られてゐる事實であつて,その理論的方面の研究に於ては,長岡博士を始め妹澤博士その他の人々によつて取扱はれてゐる.地殻物質の剛性,ヤング率,及び密度等に關係せる地震波速度については,地震記象の觀察其の他から多くの人々よつて求められてゐる.これらは何れもその地殻物質の性質が根本問題となつてゐる.筆者は以上の問題に關係せる地殻物質の性質を,實驗的に研究して見たいと考へてその研究に着手したのであつて,その第1報として前號にてピツチ,パラフイン等の性質が岩石に類似せる點を報告した次第である.本論文も地殻物質がこの研究の對照となつてゐる.地殻物質は色々な結晶形のものから成り立つてゐるであろうから,その性質を知るには結晶形構造の性質をも調べなければならぬ.先づ之に至る段階として容易に得られ且細工のたやすい無定形シリカを選びその粘性,剛性の2性質を實驗的に調べて見た.實驗から得られた結果によれば,シリカの剛性率は多くの金属と異なり約1000°迄は徐々に増加する.叉粘性は600°位から急激に増加する.常温に於けるシリカの粘性係數は105(c.g.s.)の程度である.かくの如くシリカの性質を考へると,地殻物質の中には,地殻表層に於けるものよりかへつて大きな剛性率を大きな粘性を持つた物質も,地球の内部に存在する事が可能のように思はれる.
URI: http://hdl.handle.net/2261/10217
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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