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タイトル: 18.On a Problem Concerning the Internal Structure of the Earth as Discussed from the Time-distance Curve of the Formosa Earthquake of April 20, 1935.
その他のタイトル: 18.昭和10年4月21日臺灣地震の走時曲線と地殻構造上ので一問題
著者: Kawasumi, Hirosi
Honma, Syosaku
著者(別言語): 河角, 廣
本間, 正作
発行日: 1936年6月5日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第14冊第2号, 1936.6.5, pp.201-221
抄録: 上記の地震P-波走時曲線を吟味して地下約400粁にありと云はれて居る不連續面を吟味した.此の爲に最少二乗法により發震時を用ひて震央及び走時曲線を定めた.即ψ0=24°19・6′±2・5′N λ0=120 37・6±2・6 E t=20d 22h 2m 2・5s+14・337sΔ-0・00217Δ3±0・9 ±0・13 ±0・00033.此の震央は大甲街の南大甲溪岸に當る.地球内部に於ける第2種及び第1種の不連續面の存在を假定し,各の場合に於ける速度分布及び震波線最深點の深さ等を計算した.特に其等數値の誤差の程度に注意し,各假定の適否は現在尚走時のみよりは決定不可能なりしも,其等の數量的根據を明にした.即速度分布に有限な不連續のないと云ふ假定に合はせるには走時曲線に僅か2/10秒の補正を加へれば十分であるが,若し有限の不連續がありと假定しても其の不連續の分量は0・8粁の程度に過ぎず.從來考へられたものより著しく小いものであり,其の不連續面の深さは地下約430粁の程度である.尚第1種の不蓮續面でなくても速度分布の状態によつては走時曲線が3重になる事があり得るが此の點は其の觀測がないので吟味出來なかつた.此れは初動の方向を吟味すれば直ちに解る問題である.即第1種の不蓮續面がある場合には反射波は180°の位相の變化を受けうからである.第1種の不蓮續面か,第2種の不連續面かの區別は走時曲線の形だけでなく初動の大きさの吟味によつて完全に決定される筈であるが,共の際極めて細心の注意を要する事を知つた.
URI: http://hdl.handle.net/2261/10258
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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