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タイトル: 19.Changes in the Heights of Volcano Asama caused by Eruptions in 1935.
その他のタイトル: 19.最近の活動に伴へる淺間火山の高さの變化
著者: Minakami, Takeshi
著者(別言語): 水上, 武
発行日: 1936年6月5日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第14冊第2号, 1936.6.5, pp.222-234
抄録: I.大正3年の櫻島大噴火並に昭和4年の北海道駒ケ嶽の活動に伴ひ,同火山近傍に著しい土地の沈降が現れた,叉明治43年の有珠火山の活動には土地の隆起が伴つた事が報告されて居る.然し,是等の地形變動は,火山活動の數年前或は數十年前の水準測量叉は三角測量と火山活動後に施行された測量との比較から求められた變化である.從つて直接火山活動に伴つたものと慢性的のものとを含むものである.II.筆者は淺間火山に關して,火山活動に直接随伴する地形變動を明かにするため,昭和9年7月より天頂角の測定を繼續して行つた.その結果昭和9年7月より11月迄の中央火口丘の高さに比し,昭和10年4月20日の爆發後に於いては約50糎の相對的沈降が觀測された.この沈降に對しては種々の解釋が出來るが觀測點が少いので,今回の活動に伴つた火山の地形變動の全般に亘つて論ずる事は,やゝ危險の様に思はれる.從つて,こゝでは相對的沈下の事實の指摘に止める事にした.III.昭和10年4月以來の數十囘の噴火の爲に中央火口丘上に堆積する噴出物は極めて多量に達し,同年10月23日の測定に依ると,厚さ3米に達する處がある.從つて50糎の相對的沈降は山體自身の沈下に依るとしても,淺間山の高さは,噴火前に比して2米以上も増した事になる.今囘の噴出物の堆積状態を考慮すると,大正6年と昭和10年の測量の比較から判明した18米の淺間山の高さの増加は,噴火に伴つて噴出した火山彈,火山灰の堆積が主要な原因の様に思はれる.
URI: http://hdl.handle.net/2261/10259
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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