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タイトル: On the Configurations of the Granite Masses and the Distribution of the Quaternary Volcanoes in the Tyugoku District, Japan.
その他のタイトル: 中國地方の花崗岩地形と第4紀火山分布とに就いて
著者: Tsuya, Hiromichi
著者(別言語): 津屋, 弘逵
発行日: 1934年6月30日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第12冊第2号, 1934.6.30, pp.249-259
抄録: 西南日本内帯には花崗岩類が廣く分布してゐる.此花崗岩類の中で中國地方に在るものは下部白堊紀以後の迸入である事が多くの場所で確められてゐる.中國地方全般の花崗岩類が此時代のものか,更に之が四國北西部にて和泉砂岩層を貫く花崗岩と同時期のものかは未だ確められてゐない.茲では假りに中國一帯の花崗岩類が略同時期の逆入體であると考へて,現在に於ける其他形を切峯面として表はしてみた.即ち,百萬分ノ一地圖を10(約20km)四方の網目に分ち,地質圖(七萬五千分ノ一及び二十萬分ノ一)上にて各網目に相當する地域に於ける花崗岩類の露出地點の最高點を夫々各網目毎に記入し,之等の點に依つて高距100m.毎の等高線を畫いた,かくして畫いた花崗岩等高級圖(第2圖)に現はれてゐる高低は一部に於ては花崗岩體の原表面の凸凹を示すかも知れないが中國一般の切峯面(第3圖),の高低と略一致し,中國地方に花崗岩體を浸蝕して準平原化作用が行はれてゐる事を考へ合せると花崗岩地形に現はれてゐる高低は大部分浸蝕作用と地殼變動との結果と見られる.更に花崗岩地形に現はれてゐる盆地或は低地帯は中國地方の第四紀火山噴出物と考へられてゐる玄武岩類及び所謂大山火山帯に属する大山・三瓶山・青野山・金峰山・四熊山等々の分布地域によく一致してゐて,火山構造的にも重要な意味を有する様である.叉今迄中國地方に起つた著しい地震が斯る盆地或は低地帯に限られてゐることも注意すべき事質である.
URI: http://hdl.handle.net/2261/10749
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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