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タイトル: 10. The Anomalous Behavior of Geomagnetic Variations of Short Period in Japan and Its Relation to the Subterranean Structure. : The 4th report.
その他のタイトル: 10. 日本に於ける地磁気短周期変化の異常と地下構造 : 第4報
著者: 力武, 常次
横山, 泉
菱山, よね子
著者(別言語): Rikitake, Tsuneji
Yokoyama, Izumi
Hishiyama, Yoneko
発行日: 1953年6月25日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大學地震研究所彙報. 第31冊第2号, 1953.6.25, pp. 101-118
抄録: 1936年6月19日5時50分GMTに起ったいちじるしい地磁気変化の世界的観測結果を解析した.その方法は第2報のSCの解析と同様である.その結果地球内部に原因をもつ部分は日本中部に於いて異常な分布を示すことがわかった.この分布は通常の電磁感応の考によっては説明が困難である.またこの結果を利用して,第3報に統計的に示した地磁気変化の際のΔZ/ΔHの日本に於ける異常分布を都合よく説明出来る.これは現象論的解釈に過ぎないが,本州の日本海沿岸および北海道に於てはΔZの外部磁場と内部磁場の大きさがほゞ匹敵するのでΔZの値は結局に於て小さい.ところが関東地方,中部地方に於いては内部磁場はいちじるしく大きい正の値をとるので,外部磁場を打消してさらに全休のΔZが正の大きい値をとることになる.このような傾向がいつでもほゞ成立つとすると,第3報で述べたΔZ/ΔHの分布が解釈出来る.この時の変化のΔZがイギリスをも含めて四部ヨーロッパできわめて規則的な分布をしていることは注目しなければならない.第2報のSCのΔZはこの地方に於てはいちじるしくばらついていて,イギリスと大陸とでは符号が相反している.一方日本に於てはどちらの変化も柿岡に於ては大きなΔZを示し,稚内に於ける符号の反転も共通である.これらのことから地磁気変化の異常に2種が考えられ,その一つはヨーロッパに見られるようにSCのようにはやい変化に対して敏感であって,おそらく海陸分布のような比較的地球表面の事情によるのではないかと思われる.これに反して日本に見られる異常は両方の変化に見られ,むしろSCよりもおそい変化によくあらわれるから,地下構造に関連したより本質的なものであろうと推察される.いずれにしても,このような異常が地磁気変化に伴つて起る原因については未だ全く不明である.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11746
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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