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タイトル: 28. Elastic and Viscous Properties of Volcanic Rocks at High Temperatures. : Part 3. Oosima lava.
その他のタイトル: 28. 高温に於ける火山岩の粘性及び彈性 : 第3報 大島熔岩
著者: 佐久間, 修三
著者(別言語): Sakuma, Shuzo
発行日: 1953年12月
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大學地震研究所彙報. 第31冊第4号, 1953.12, pp. 291-303
抄録: 前と同じ撓み法で,室温から約1150℃迄の領域で下記3種の大島熔岩を徐々に加熱した場合の力学的性質の変化をしらべた.その一(G)は流動的であつた熔岩流の表面近くにあり,石基にガラス分をやや多くふくみ,その二(H)は熔岩池深部で固結し,石基の結晶度が高い.その三(I)は第1報にものべてある試料で,前二者の中間にあたる.加熱するとヤング率は徐に増し,成沢度(Tc)以上では急に減少する.Tcの値はGが最も低く約790℃,Hでは約950℃であるが,Iでは第1回加熱ではGにちかく第2回以後はHにちかい値となる.即ち加熱によつてTcは上昇する.Anelasticityの程度をあらわす量ΔFI=(EU-ER)/ERについてはGかHより明かに大い.歪緩和時間τ'については大差がない.粘性係数ηについても各種熔岩の間の差異は著しくないが,1130℃附近に於て融解と考えられる粘性の急変が見出された.自然の熔岩流は,結晶度や,液相に溶解し或は分離して気相となつているgas量の点で実験試料と全く同じではないであろう.しかし実験室で得られた上述の力学的性質を,よりガラス質且より気体の多い状態に外挿することにより,自然の熔岩流の力学的性質を想像し得るであろう.尚,800°~900℃附近に於てガラス質熔岩の弾性が結晶質熔岩のそれより小さい,即ち伸び易いことは,pahoehoe型,aa型など熔岩流の型の成生に若干の関係があると思われる.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11764
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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