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タイトル: Elasticity of Marble with Special Reference to its Elastic Aeolotropy
その他のタイトル: 大理石の弾性,特にその異方性に就いて
著者: Shimozuru, Daisuke
Murai, Isamu
著者(別言語): 下鶴, 大輔
村井, 勇
発行日: 1955年6月25日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大學地震研究所彙報. 第33冊第1号, 1955.6.25, pp. 65-72
抄録: 我々が実験室で岩石中を伝はる弾性波の速度を測定すると,所謂,花崗岩とか石灰岩とかの同じ種類の岩石でも速度は非常にばらつく事を経験する.この原因として,色々あると思はれるが,此の論文では,弾性の異方性の問題を取りあげた.最も取り扱いやすい試料として,大理石を選び,一辺の長さがほぼ5cmの長さの立方体に作り,三方向の縦波及び横波の速度をX-cut, Y-cutの水晶振動子を用いて測定した.その結果に依ると,一つの試料でも方向に依つて,少しづつ速度が違うことがわかつた.その差は数%に及ぶ.この原因は結局,大理石を構成している方解石の結晶の軸があらゆる方向に等しく向いていないからである.その有様はFabric analysisに依つて示されてある.又,方解石の単結晶の弾性率から,その集合体としての大理石の弾性常数を, 2つの場合に就いて計算して,実験の結果と比較して見た.即ち,一つは,一斉にある方向を向いている場合の任意の方向の弾性常数と,他は,方解石があらゆる方向に等しく向いている場合の見かけ上の平均の弾性常数とである. 2つの石灰岩の試料については,三方向の速度はほぼ等しく,一応巨視的に等方性であるといへるが,その場合,計算値は実測値より,かなり大きな値を示し,これは結局,実際の大理石では結晶個体の同志間のVoid spaceがある為めに,弾性率が小さく出るのであらうと思はれる.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11799
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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