UTokyo Repository 東京大学
 

UTokyo Repository >
131 地震研究所 >
東京大学地震研究所彙報 >

このページ(論文)をリンクする場合は次のURLを使用してください: http://hdl.handle.net/2261/11800

タイトル: A Note on the Elasticity of Marble.
その他のタイトル: 大理石の弾性に関するノート
著者: Shimozuru, Daisuke
著者(別言語): 下鶴, 大輔
発行日: 1955年6月25日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大學地震研究所彙報. 第33冊第1号, 1955.6.25, pp. 73-77
抄録: 最近Hughes一派は,超音波を用いて,高温,高圧下の岩石中を伝はる弾性波の速度を測定している.その結果によると一般的傾向として,圧力の小さい間は,速度の増加の割合が大きいが,次第に高圧になると,割合が少なくなる.そこで,前の論文で計算した大理石の理論的な速度と,Hughesの大理石の実験値を比較して見ると,圧力ゼロの所に於ては,理論値は実験値よりはるかに大きい.圧力が次第に増すと, Murnaghanの理論を用いて,計算した速度と,実験値を比べると,縦波の場合は, 2000barあたりから,非常に良く一致する様になる. 2000bar以下の圧力の低い所の理論値と実験値との差は実験に使用した大理石中の空隙が原因と考へられる.圧力が次第に高くなると,その様な空隙が次第に圧縮されて,見掛上,速度が急激に増すのであらうと考へられる. 2000barになると,その様な空隙は完全に押しつぶされて,それ以上は,結晶の実体の圧縮が始まるのである.故に, 2000bar以上では有限歪の理論を用いた理論値と良く一致する様になる.横波の場合は,理論値は実験値よりも非常に大きい値を示している.これは,実際の試料中の結晶の境界が,縦波に対しては,効果を現はさないが,横波に対しては大いに効いて来るためであらうと思はれる.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11800
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

この論文のファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
ji0331006.pdf226.89 kBAdobe PDF見る/開く

本リポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2010  Duraspace - ご意見をお寄せください