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タイトル: The Ratio of the Velocity of P and S Waves
その他のタイトル: P波S波の速度比に就いて
著者: Yoshiyama, Ryoichi
著者(別言語): 吉山, 良一
発行日: 1958年3月20日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大學地震研究所彙報. 第35冊第4号, 1958.3.20, pp. 627-640
抄録: P波とS波の速度比は半ば習慣的に1.73とされているが,験震的に"震源域"の大いさを計算するためにはこの比の値をも少し精度高くきめることが必要である.近畿地方の浅発地震によつて計算した結果,地殻内ではこの比が1.73よりは明かに小さく1.67に近く,深発地震で調査した結果,内部では1.78に近いのではないかと思われる.アメリカに於ける近地地震観測からも同地に於けるこの比の値は矢張り1.67に近く推定され,地殻内に於けるP波の速度が日本とアメリカに於いて,少くとも今迄のところ可成り異つているらしいことに比べて面白い一致である.即ち速度比が速度そのものよりも地殼とそれから内部の性貿のちがいを一層端的に示しているものとすれば,モホロビチック不連続面の性質を明かにするために,或はまた,その辺りに最も多く地震が発生することをも考え合せて,この比の調査は冒頭の目的以外にも更にくわしく行わねばならぬと思われる.そのためには,装置の面からも,また複雑な地震記象の中からS波をはつきり検出するための基本的な技術の面からも観測の精度を高める必要がある.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11902
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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