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タイトル: 2. On the Spectral Structure of Earthquake Waves : The Relation between Magnitude and Predominant Period
その他のタイトル: 2.地震波のスペクトル構造 : マグニチユードと卓越周期の関係
著者: Matumoto, Tosimatu
著者(別言語): 松本, 利松
発行日: 1960年3月30日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第38冊第1号, 1960.3.30, pp. 13-27
抄録: Using the digitalized data processing apparatus, the velocity spectra of P-wave part and S-wave part were studied for the shocks occurred in the narrow region off shore of north east Honshu, Japan. As the results, several groups of the predominant period were found corresponding to the maxima appeared in each velocity spectrum, and these periods were related to the magnitude of the shocks as M=αi+βilogTi Comparing the period of the vibration of a spherical shell, the possibility of which the groups of the predominant period were explained as the oscillations of the fundamental and the higher mode of the origin were discussed.|光学的に記録された地震記象を2進化したテープに変換する変換装置を新に製作した.この進化した記録を以前に報告したリレー式相関計算器にかけ,フーリエ解析を行つた.1958年4月,金華山沖に群発した地震を筑波山において観測した記録を使い,P波部分およびS波部分の速度スペクトルを1秒から36秒の帯域について計算した.解析時間は36秒,標本化の時間間隔は0.2秒である.主な結果は次の通りである.(1)速度スペクトルは全体としては比較的平均した強度分布を持つている.(2)精密に見ると,スペクトルには数個の極大が認められる.これらの極大値はP波部分については3群に,S波部分については2群にわけられる.極大値に対する周期の対数をマグニチュードについてプロットすると,かなり見事に直線上にのり,これらの直線は互に平行している.(3)震源を球殼のモデルに置きかえ,第1種の振動について固有周期を計算した結果と比較すると,これらの周期の比はn=2, N=0および1に対応する振動周期の比と一致する.ただしn,Nの値はθおよび半径の方向に対する節平面の数を表わす.(4)マグニチュード卓越周期の観測結果および,卓越周期震源模型の半径の計算結果を組合わせて,マグニチュード震源模型の半径の関係が求められた.すなわちM=0.02+3.97log a(km)これは従来の地震体積などの計算と一致する.(5)基本周期および高調波の周期は震源模型の仮定によつてかなり影響されるので,発震機構の研究などにもこの高周波の解析は有効であろう.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11971
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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