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タイトル: 27. Stability and Non-Steady State of Self-Exciting Dynamos 2
その他のタイトル: 27.非定常ダイナモ(2)
著者: Yukutake, Takesi
著者(別言語): 行武, 毅
発行日: 1960年7月10日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第38冊第3号, 1960.7.10, pp. 437-449
抄録: The variation of the magnetic field and the angular velocity with time are studied for two conducting spheres rotating in an infinitely extended conductor. Induction equations are approximated by those expanded up to the second time-derivatives of the magnetic field. In some special cases, the magnetic field was found to change its polarity with diminishing amplitudes. The periods of the damping oscillation are about 1.3x104 years when the spheres of 500 km in radius are supposed to be rotating about 1100 km apart from each other in the earth's core. If the work done by the external torque is assumed to be 10-9 erg/sec.cm3, the induced mgnetic field and the surface velocity of the sphere become about I gauss and 0.7 cm/sec. respectively.|前報に引き続き,導体中で回転する2ケの導体球によつて誘導される磁場と角速度との時間的変化を調べた.本報では誘導方程式として,2次導函数までを含む近似式を採用したが,得られた結果は,前報と同様,大別して2種類の解に分類できる.一つは磁揚が減衰し,外からの駆動力のために回転が次第にはやまる場合で,他の一つは,磁場が急激に増大し,回転速度が急速に減少する場合である.2ケの球に関する現象の起り方が全く同等で,その時間的変化がゆるやかな場合,例えば電気伝導度として地球核と同程度の3×106 e.m.u.を考え,半径500kmの球が回転しているとすると,周期が5000年以上の現象に対しては,上の2種の場合しか起らないことが解析的にも予想される.2ケの球が,互いに異る強さの磁場を誘導する時の,種々の場合について電子計算機TACを使用して数値計算を行なつた.最初に2ケの球に関して非対称的な,強さの異る磁場が誘導されていても,時間の経過と共に,磁場の強さが等しくなろうとする傾向がある.それ以後は,前にのべた種類の現象のいずれかがなるものと考えられる.磁場が減衰する種類の解で,特殊な場合には,磁場の向きが交互に逆転する減衰振動がみられる.地球核内で半径500kmの球が1100km離れて回転している場合を考えると,減衰振動の局期は,1.3×104年となる.今半径500kmの球が2500km離れて存在し,地球核内で発生する熱の1%が回転力として消費されたとすると,2ケの球によつて維持される磁場と,表面速度はそれそれ1.26gauss, 0.67cm/secとなる.従来から想像されてきた値に比べると,磁場の強さは受容できる値であるが,速度の方は異常に大きい.これは剛体球のモデルによつたためであろう.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11996
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
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