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タイトル: 30. Xenoliths Included in Granitic Rocks of the Sekine-Azusayama District, Yamagata Prefecture
その他のタイトル: 30.山形県関根・梓山地方の花崗質岩に含まれる捕獲岩
著者: Ichimura, Takeshi
著者(別言語): 市村, 毅
発行日: 1961年1月10日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第38冊第4号, 1961.1.10, pp. 479-495
抄録: 関根・梓山地方に広く露出する花崗質岩には,いろいろな種類の捕獲岩が含まれている.これらは角閃岩,黒雲母片岩,黒雲母片麻岩,結晶石灰岩および石英閃緑岩よりなり,角閃岩,黒沢母片岩,石英閃緑岩などの捕獲岩が殊更多く認められる.その場合,結晶石灰岩は,角閃岩の間にレンズ状をなして挟在するか,直接黒雲母花崗岩中に不規則な塊をなし,時に柘榴石,透角閃石,ベスブ石,透輝石,緑簾石などを含むものも知られている.角閃岩,黒雲母片岩および石英閃緑岩は,しばしば相伴つて複雑な関係を示し,一方で角閃岩と黒雲母片岩とは,漸移する場合も少くない.また角閃岩と石英閃緑岩とは,一般に明瞭な境界を見せているが,まれに漸変的に移化して行くものもある.以上の事実は,以前この地方に存在した粘板岩,頁岩,砂岩,石灰岩,凝灰岩あるいは塩基性化成岩が花崗質岩の大きな貫入によつて変成岩化し,他方では,花崗岩化作用のために,角閃岩その他が石英閃緑岩になつたことを物語つている.かくして生じた変成岩や石英閃緑岩の一部は,当時貫入を繰り返えした花崗岩体中に大小の岩塊または岩片として捕獲されるに至つたものと思われる.現在見られるのは,それらの侵蝕残骸である.
URI: http://hdl.handle.net/2261/11999
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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