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タイトル: Mechanism of Local Earthquakes in Kwanto Region, Japan Derived from the Amplitude Relation of P and S Waves
その他のタイトル: 関東地方における微小地震の発振機構について
著者: Mikumo, Takeshi
著者(別言語): 三雲, 健
発行日: 1962年11月30日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第40冊第3号, 1962.11.30, pp. 399-424
抄録: 発震機構についての研究は古くから多くの地震学者によつて盛んに行われて来た.しかしながら,これらの研究の多くは大きい地震に関するものであつて,小地震の場合には,広範囲の観測資料が得られにくいために,大きい地震の場合のように,初動分布やS波の振動方向等の分布から節面を求めることが困難な場合が多い.筆者は,このような場合における1つの方法として,数観測点で記録されるP波とS波の振幅比から,発震機構を推定することを試みた.まず,予想される発震型式としてsingle couple, double couple, cone-typeの3つの場合を仮定し,それぞれの場合において,このような力が働いた時の,無限弾性体中の遠距離におけるP波,SV波,SH液の変位振幅を観測データの処理に便利な形に計算した.一方これらの波は,地殼中を通過して地表面の観測点へ到達するまでに,不連続面や地表面の影響等によつて,その振幅や経路に変化を受けるので,爆破地震動観測などの結果から定められた南関東地方の地殼構造についてこの影響を計算した.これを用いて,筑波,犬吠,鋸山において観測されたこれら3種の波の振幅比の補正を行ない次いで先の仮定により,震源に働いた力の方向(方位と地表面に対する傾斜)を推定した.観測点が3点以上あれば,どのような型式の発震機構が最も良く適合するかを見ることも原理的には可能である.南関東地方に起つた10個の徴小地震の発震機構をこの方法によつて調べた結果,3つの型式のうちではdouble coupleと思われる場合が多いが,資料が少ないので,明確な結論を下すには到らなかつた.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12058
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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