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タイトル: A Note on the Relation between the Initial Motion and the Azimuthal Characteristic of a Focus from the View-point of the Phase Shift near the Origin
その他のタイトル: 震央付近での位相変化より震源での動きと方位特性の関係を求めること
著者: Sato, Yasuo
著者(別言語): 佐藤, 泰夫
発行日: 1963年3月10日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第40冊第4号, 1963.3.10, pp. 653-655
抄録: 1.球面上の波の伝播に関しては,いはゆるPolar phase shiftの発見によつて,一進歩がなされたが,これはLegendre函数の性質により,球面上を伝はる波にあつては,極附近で他の部分より波長が長くなることにもとづくものである.同様のことは,点源より発せられた波が平面上を伝はる場合について,さきに見出されてゐるが,この二つの現象は独立なものではなく,n→∞,θ=ξ/n, (θは非常に小さくはない)のときに知られてゐる関係式n-mPnm(cos θ)~Jm(ξ)によつて結びつけられてゐる.この式の左辺は球面上,右辺は平面上を伝はる波を表現してゐるが,両辺は共に√2/πξ[ξ-mπ/2-π/4]の形の漸近展開を持つ.(ξはθもしくはξを表はす)上式cos内の変数はξのみでなく,二つの余分の項をもつ.そのうち後の項π/4はPolar phase shiftを与へるものであるが,G1とG2の位相差から速度を求めるとき,又遠くの観測から震源での動き,位相などを求めようとするとき等には考慮しなくてはならない.2.例へば,理論的に求めた捩れ振動の,一様な球の上の伝播を例にとる.正しいmの値を知ることなしには,震源で最初どちら向きの力が加へられたかは不明である.しかし,震源での力の向きが何らかの方法によつて推定できるならば,(たとへばFig. 1に示したScS波の動きを参考にするなど)mを求めることも可能となる.また,G1,G2の差から位相速度を求めるときにも,mが奇数か偶数かによつて,異なつた補正を行はなくてはいけない.このやうにmは震源の方位特性,および位相の両方に密接に関連してゐるので,一方を知ればmを通じて他方を知り得るといふ関係がある.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12074
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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