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タイトル: Phase Angle of Waves Propagating on a Spherical Surface with Special Reference to the Polar Phase Shift and the Initial Phase
その他のタイトル: 球面上に伝わる弾性波の位相角とくに極における位相の変りと震源における位相角に関連して
著者: Sato, Yasuo
Usami, Tatsuo
著者(別言語): 佐藤, 泰夫
宇佐美, 竜夫
発行日: 1963年9月30日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第41冊第3号, 1963.9.30, pp. 459-466
抄録: In order to make clear the phase relation of waves propagating on a spherical surface to various quantities, theoretical seismograms showing the azimuthal component of torsional disturbances are Fourier analysed. Each phase of G waves is employed in the analysis and the results are given in the figures, which show the polar phase shift clearly. The possibility and method of deducing informations on the characteristics of waves from the Fourier analysis is proposed in this paper.
地震波の解析にフーリエ変換の方法が使われるようになつてから久しく,この間に周期と位相角の関係,波の伝播に伴なう位相角の変化の有様は次第に明らかになつた.すなわち震源付近では位相角の変り方が特殊であることが,以前,筆者の一人によつて,平面を伝わる波についていわれた.同様なことがNafe, Bruneらによつて球面上を伝わる波についても発見され,Polar phase shiftとよばれている.一方,球面上を伝わる波は固有振動の和として表わされるが,polar phase shiftは個々の振動周期について成立つものであるから,それらの重ね合せである実際の地震記録上では,一見してわかるほどはつきりと出ることは少ない.この論文では半径方向に不均質な球面上を伝わるいろいろな弾性波動の位相角と,周波数,震央距離,デグリー,オーダーなどとの関係をしらべた.この関係を明らかにするために,前に筆者らが計算した理論地震記録をフーリエ解析した結果を第1図,第2図に示した.この理論地震記録はデグリーmが0の場合の振れ振動による方位角方向の変位を示している.両図の結果は理論とよく一致する.すなわち,震央での初期位相が-π/4となること,スペクトルが符号を変ずる点で,位相にπの不連続を生ずること,極およびその対称点を通過する際に位相がπ/2とぶこと,しかしその他の部分では,位相と震央距離の関係は線形関係にあること,等である.また,地震観測所が適当に分布しているとき実際の地震記録のフーリエ解析の結果から推定されるいろいろな波動の性質について言及した.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12121
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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