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タイトル: Some New Problems of Seismic Vibrations of a Structure. Part 1.
その他のタイトル: 地震動による構造物振動の新しい問題 第1報
著者: Kanai, Kiyoshi
Yoshizawa, Shizuyo
著者(別言語): 金井, 清
吉沢, 静代
発行日: 1963年12月28日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第41冊第4号, 1963.12.28, pp. 825-833
抄録: The idea of the multiple reflection problem of waves in an elastic layer is applied to the problem of seismic vibration of a structure. The theoretical results by using a simple formula obtained here, in which the form of seismic motions at the lower boundary of a structure is able to get from that at the top of it, are compared with the observational results of the actual buildings. It is concluded that the problem of seismic vibration of a building should be treated as the multiple reflection phenomena of waves.
地震動による構造物振動は,その観測結果が相当な数にのぼり,いろんな見地からの解析と検討が進むにつれて,波の伝播問題としてとりあつかった方が,実情に合うのではないかという考えが,段々に深くなつてきた.そこで,本研究では,地表層内での地震波の重複反射の考えにもとづいて,構造物の上端の地震記録から下端の震動を算出する理論式を非常に簡単な形として導き出し,5つの実在建物に応用してみた.この理論結果は観測結果と,予想以上に一致した.したがつて,本研究の結果から,地震動による建物振動は波の重複反射の現象にほかならないことと,建物内部での振動減衰は無視できるぐらい小さいことが,非常にはつきりわかつた.なお,地震動の卓越周期が建物の固有周期よりも相当に短い場合には,建物の上端と下端の地震動の最大加速度の比が2に近い値になつた実例が,日本とアメリカ合衆国にいくつかあることも,この研究のやり方で説明できることについては,次の機会に詳しく報告したい.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12141
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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