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タイトル: 海洋潮汐の地下水並びに地盤に及ぼす影響について I
その他のタイトル: On the Influence of Oceanic Tides upon Ground-Water and Surface Layer of Land, I.
著者: 小牧, 昭三
著者(別言語): Komaki, Shawzou
発行日: 1966年7月25日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第44冊第1号, 1966.7.25, pp. 299-306
抄録: 四日市市周辺の地盤沈下の実態を究明するために観測された地下水位,地表沈下および験潮儀の記録について,主要な変動を除いた後の週期的変動にM2, S2, K1, O1, S1の5つの分潮が含まれると仮定して,最小二乗法によりそれぞれの振幅,位相差を求めた.地下水位,地表沈下の位相差と,海洋潮汐のそれとの差を求めると,地下水位については,半日週潮のM2分潮とS2分潮,日週潮のK1分潮とO1分潮はほぼ同じである.地表沈下でも少しはばらつくが,やはり同様の現象が認められた. M2分潮, S2分潮の振幅について,地下水位,地表沈下と海洋潮汐の比をとると,それぞれ各観測井毎にほぼ等しい値を示している.地下水位については海岸に近い程大きく,内陸部に入ると小さくなり,海岸に近い第II観測点4号井では約50%の影響をうけている.地表沈下については大体10-4のorderで海洋潮汐の影響をうけている.また海洋潮汐および各井戸の地下水位,地表沈下のそれぞれについてM2分潮とS2分潮の振幅比を求めると,同一井戸では地下水位,地表沈下の値が近似しており,それらの値はいずれも海洋潮汐の値0.455に近い.これらより,海洋潮汐は,地下水は勿論,地盤に相当な影響を及ぼすことが判明した.
1. Introduction. For a number of years the influence of oceanic tides upon ground water and surface layer of land has been known. By comparing harmonic constants of a component of oceanic tides with those of the same component of periodic flucuations of ground-water level or of land surface, it was concluded by some investigators that oceanic tides exerted some influence on both phenomena. However, their discussions are not always sufficient, which may be due to a short period for harmonic analysis and imperfection of eliminating zero line.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12251
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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