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タイトル: 2. Maximum Amplitude and Epicentral Distance 2 : Approach to Source Spectrum of Earthquakes
その他のタイトル: 2.最大振幅と震央距離との関係について(第2報) : 震源スペクトルの考察
著者: Yoshiyama, Ryoichi
著者(別言語): 吉山, 良一
発行日: 1968年3月19日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第46冊第1号, 1968.3.19, pp. 25-39
抄録: 前報告では所謂破壊的地震についてA~⊿,T~⊿関係をしらべ,その代表的な2つの地震について震源スペクトルとも云うべきものを出した.ここに再び同し問題をとリ上げる.前回はそれぞれの地震について独立に考えたが今回は推理をすすめて共通の基本的仮定に立って処理することが出来るかどうかを見るのが目的である.それが可能ならば大地震に予想されるスペクトルを理論的に決定ナることが出来る.調査対象の地震としては,震央が陸上にあって,近距離に最大振幅並びに周期の観測があり,又被害調査からの資料も豊富で,エネルギーの少くとも相対的な推定値に確度の高いこと,しかも大いさが出来るだけ違うことが必要である.之等の観点から1つは前回の調査にもある静岡地震,他は昭和5年の伊豆地震をえらんだ.伊豆地震の頃は地震計に不備な点が多かったが,時期が静岡地震と接近し,それとの比較調査に都合がよい.又被害調査も多くの人々によってなされ,エネルギーの過大評価,過小評価の危険が少くない様に思はれる.基本的に設定した仮定は考えの進みに従って4段階に示される.それにはまだ未熟な点もあるが,結果について云えば形式的には一応成功した様に思はれる.観測を支配する外部要素にまだ研究の十分でないものも数多く,従って所謂マグニチユードの推定にすら種々の困難があリ,ましてエネルギー推定の方法も確立されていないのであるから,この種の研究には或る程度循環論的なあいまいさがつきまとうことは止むを得ない.今後更にここに設定した仮定の物理学的意義を見出すためには理論的な検討が必要であるが,又観測値自体にも物理学的な意義が考慮された精度の高い資料が先づ必要であることは云うまでもない.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12374
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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