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タイトル: 千屋断層(秋田県)の完新世の活動と断層先端部の形態 : 千畑町小森での発掘調査
その他のタイトル: Holocene Activities and near-Surface Features of the Senya Fault, Akita Prefecture, Japan : Excavation Study at Komori, Senhata-cho
著者: 千屋断層研究グループ
著者(別言語): RESEARCH GROUP FOR THE SENYA FAULT
発行日: 1986年12月10日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第61冊第2号, 1986.12.10, pp. 339-402
抄録: 明治29年の陸羽地震の時に動いた千屋断層を掘削した.その結果東傾斜の2つの逆断層FとZが露出した(傾斜角は多くの場合20°以下).F断層では明治地震直前まで耕作していた水田の土壌が段丘礫層の下敷になっていた.Z断層では当時の水田の土壌が折りだたまれ褶曲崖となっていた.この時の断層の上下変位量と水平短縮量は,F断層でそれぞれ1.2mと2.3~2.6m, Z断層で1mと2.3~2.6mであった.明治29年以前の最新の断層運動はF断層でもZ断層でも約3500年前に生じている(イベントB).この時F断層沿いには撓曲崖(高さ1.4~1.8m)が生じZ断層は"逆曳きずり構造"をつくつて0.6m以上衝上した.なお,明治の陸羽地震とこのイベントBの発生間隔約3500年は,千屋断層でこれまでに得られていた平均変位速度値からの推定値と調和している.掘削によって逆断層の先端部の形態がよく露出した.上盤側の段丘礫層が当時の地表(水田)に乗り上げた旧地表部分では,上下盤の境界にロードキャスト・削りとり・混合などを伴い境界面は不整合面によく似ていた.また,上下盤とも未固結礫層である場合にはその境界部に鋭い剪断面はみえず代りに曳きずり構造・逆曳きずり構造・細粒物質の迸入などがみられた.上盤が半固結泥岩で下盤が礫層の場合には,上盤側に剪断構造を伴い境界面に逆ロードキャスト構造などがみられた.
URI: http://hdl.handle.net/2261/12970
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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