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タイトル: 和歌山平野の重力調査 : 学術ボーリング候補地の探査
その他のタイトル: Gravity Survey in Wakayama City : Search for a Scientific Drilling Exploration Site
著者: 萩原, 幸男
大久保, 修平
中村, 正夫
著者(別言語): Hagiwara, Yukio
Okubo, Shuhei
Nakamura, Masao
発行日: 1988年12月23日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第63冊第3号, 1988.12.23, pp. 305-313
抄録: 深層掘削により,地球科学の総合的な観測研究を実施しようとする"陸上学術ボーリング計画"があり,和歌山平野は有力な候補地の一つとされている.和歌山平野では,群発地震活動がほぼ定常的に続き,震源の深さは1kmから数kmと浅いため,震源を貫くボーリング探査を実施することはさほど困難ではない.最適なボーリング候補地として,震源が分布する地殻構造がなるべく浅い場所を見出すことを目的に,2万5千分の1地形図「和歌山」に115点の重力測定を実施した.得られたブーゲ異常の特徴は東高西低であり,それは震源の深さ分布の傾向とも一致している.ブーゲ異常値と群発地震の活動度との関係を勘案した結果,地形図「和歌山」の南東端に近い,名草山の東側地域がボーリング候補地として最適であるとの結論に達した.なお副次的な成果として,和歌山城が位置する天妃山の深部は孤立した巨大な岩体を形成することが判明した.その形状は高さ1000m,上底と下底の半径がそれぞれ300mと2500mの円錐台に近似できる.
The Scientific Drilling Exploration Project has the purpose of comprehensive earthscientific observations in deep boreholes in Japan. Wakayama City is being considered as one of the drilling sites, because earthquake swarms one to several kilometers deep occur there frequently. We expect to make continuous geophysical observations in the brehole penetrating the focal depths. A gravity survey was conducted at 115 stations in Wakayama City with a LaCoste-Romberg gravimeter in order to search for an optimum drilling site. The gravity high is in most cases found in an area of very shallow focal depths. Taking the obtained Bouguer anomaly into account, we conclude that the gravity high located on the eastern foot of Mt. Nagusa is the best site for drilling.
URI: http://hdl.handle.net/2261/13020
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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