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タイトル: Earthquake Prediction Research by Means of Tellric Potential Monitoring : Progress Report No. 2 : Preliminary Study on Teshikaga Channel 2 Signals and the Seismicity in the Region off Kushiro
その他のタイトル: 地電位差同時連続観測による地震予知研究報告II : 弟子屈の地電位差異以上変化と釧路沖の地震との対応について
著者: Uyeshima, Makoto
Kinoshita, Masataka
Iino, Hideaki
Uyeda, Seiya
著者(別言語): 上嶋, 誠
木下, 正高
飯野, 英明
上田, 誠也
発行日: 1990年3月30日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第64冊第4号, 1990.3.30, pp. 487-515
抄録: The VAN-method for short-term earthquake prediction based on monitoring telluric potential changes, which has reportedly been successful in Greece, is now under testing in Japan. More than 20 local networks have been established and tested for about one year using existing electrodes and cables of the Nippon Telegraph and Telephone Corporation (NTT). Generally the records suffer from cultural noise much higher than in Greece, but some stations far from DC-powered rail-roads were found to be reasonably noise-free. Preliminary examination of data indicates that potential precursory signals in the sense of the VAN-method were recognized preceding earthquakes of M≧5 at some stations. This report presents an example, i.e. the possible correspondence between a specific type of telluric potential change appearing in the channel 2 at Teshikaga station, Hokkaido, and seismicity in the region off Kushiro, Hokkaido.
ギリシャにおける地電位差の短期的(数分-数時間)変化を利用した地震予知法(VAN法)を検討すべく,1987年より日本電信電話株式会社(NTT)との共同研究により,日本全国で同社の通信用アースを用いた地電位差同時連続モニターを行ってきた.得られたデータを検討した結果,弟子屈の2チャンネルに出現する地電位差異常変化と釧路沖で起こる地震との間にVAN法の要請を満たす対応関係が成り立っている可能性が認められた.まず,日本付近で起こったマグニチュード(M)5以上の地震の発生前20日間の全国のデータを詳細に検討し異常変化をリストアップすることにより,各震源域と対応する可能性のあるシグナルがいくつか抽出された.それらのうち,弟子屈の2チャンネル(弟子屈-虹別)のみに1988年5月12日から1988年12月31日の間に現れたすべてのシグナル(42個)と釧路沖(41°N-43°N,143°E-145°E)で起こったすべてのM3以上の地震(44個)との対応関係をさらに詳しく調べてみた.その結果,予知率が最大となる67.5km以浅の地震(38個)と問題のシグナルとの間で,VAN法の経験則,log(ΔV・R)=α・M+b(ΔVはシグナルの大きさ,Rは震央距離,a,bは定数)を満たすような1対1対応関係(31個)を見いだすことができた.しかし,VAN法の場合に比べて先行時間が長いこと,シグナル発生時刻が日中に偏っていることなど問題点も多い.問題のシグナルが本当に釧路沖の地震の地震先行シグナル(SES)であるか否かを検証するには,さらに観測を継続すると共に短基線観測を併用する必要がある.
URI: http://hdl.handle.net/2261/13044
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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