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タイトル: ピナツボ火山1991年噴火:MOS MESSR画像による判読
その他のタイトル: 1991 Eruption ofPinatubo Volcano : A photo interpretation of MOS MESSR images
著者: 金子, 隆之
著者(別言語): KANEKO, Takayuki
発行日: 1994年3月30日
出版者: 東京大学地震研究所
掲載誌情報: 東京大学地震研究所彙報. 第68冊第3/4号, 1994.3.30, pp. 231-242
抄録: MOS MESSR画像を目視判読し,フィリピン,ピナツボ火山の1991年噴火噴出物の分布状況の解析,及び地形分類図の作成を試みた.ピナツボ火山は東西約35km,南北約35kmの範囲に及ぶ.山頂部に4つのカルデラ(C1~C4)と2つのドーム状の高まりが認められる.この内C1は南西に開いた馬蹄形の崩壊カルデラ,C2とC3は西側斜面に位置し多重のカルデラ構造をつくっている.1991年の噴火では,大量の火砕流,降下堆積物が山体の周辺に堆積するとともに,主に火砕流を源とする士石流が発生した.火砕流堆積物は山頂を中心に半径10数kmの領域に分布する.これは色調と分布の特徴から,主部とそれを囲むように分布する周縁部に分けられる.両者の違いは,主部では相対的に堆積物が厚いか破壊の程度が高いのに対し,周縁部ではその逆となっていることに基づくと考えられる.土石流堆積物は山頂部に分布する火砕流堆積物から,主要河川に沿って放射状に分布する.長いものは到遠距離が50kmを越える.土石流の分布面積は7月5日から10月23日の4ケ月間で約1.5倍に拡大している.北東部のSacobia川,南部のMarella川の2ケ所で,土石流によるせき止め湖が形成されている.山頂には直径約4kmのピナツボ溶岩ドームが存在していたが,今回の噴火によって大部分が失われ,その跡にカルデラが形成された.1991年10月のMOS画像では,その中に直径約1kmの三日月型の火口湖が観察される.
On June 9, 1991, Pinatubo volcano, located on the western side of Luzon island, the Philippines, started eruptive activity, which attained a climax on June 15. This study involved identifying distribution areas of the geological units which erupted during this activity and making a geomorphological map of the edifice using satellite images(MOS MESSR). The edifice of Pinatubo volcano has a diameter of c. 35km.
URI: http://hdl.handle.net/2261/13120
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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