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タイトル: EU政体への接近
その他のタイトル: Approaching the European Polity
著者: 平島, 健司
著者(別言語): Hirashima, Kenji
キーワード: 欧州連合
多層的ガヴァナンス
政策ネットワーク
国民国家
統合
発行日: 2003年1月30日
出版者: 東京大学社会科学研究所
掲載誌情報: 社會科學研究. 第54巻 第1号, 2003.01, pp. 53-66
抄録: 共通通貨ユーロを導入し,諮問会議を設けて憲法の制定準備を進行させている欧州連合(EU)は,その体制をますます具体化させつつあるように見える.それとともにその体制は,「多層的ガヴァナンス」,「政策ネットワーク」,あるいは「準連邦的政体」など,国民国家の政体に類似した概念で説明されるようになってきた.確かにEUの政体は,政府間主義が唱えるような国家間関係を遥かに凌駕しているが,しかし他方では,特定の国民国家的概念をもってしてはその複雑な全貌を説明することは依然として困難である.ましてや,将来に連邦制国家の形成を予定して議論することは的外れであろう.本論文は,EUの政体が,不断に政策領域を拡大しつつ,しかも領域ごとにさまざまなガヴァナンスのあり方を内包しながら,時と共に変化するものとして考え,政治学におけるさまざまな議論を参考にしてその現実の姿に接近しようと試みる.
The European Union (EU) is now increasingly referred to in terms that are analogous to those used for nation-states ; a multilevel governance system, quasi-federal polity, or a complex of policy networks. Yet, building on the various approaches to theorizing about the European integration, the paper argues that the polity of the EU can best be understood in terms of its openness of jurisdictional boundary, and that the European polity is intrinsically different from that of a nation-state. The European polity is highly segmented into policy domains weakly coordinated with each other. Across policy domains, various modes of governance proliferate, and they change, continuously redefining the scope of the whole European policy space.
URI: http://hdl.handle.net/2261/15335
ISSN: 03873307
出現カテゴリ:社會科學研究
社會科學研究

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