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タイトル: 1990年代の日本女性の労働供給に関する考察
その他のタイトル: A Study on the Labour Supply of Japanese Women in the 1990s
著者: 西川, 真規子
著者(別言語): Nishikawa, Makiko
キーワード: 女性労働
非正規雇用
就労選好
労働時間
家庭内分業
発行日: 2003年3月31日
出版者: 東京大学社会科学研究所
掲載誌情報: 社會科學研究. 第54巻 第6号, 2003.03, pp. 99-167
抄録: 本論では,経済社会学のアプローチを用いて,90年代の日本の女性,特に既婚女性の労働供給について分析を行う.その際,90年代の日本市場で進んだ「就業形態の多様化」に注目する.「就業形態の多様化」は,女性の選択にどのような制約(機会)をもたらしたのか.更に,夫婦の市場での労働供給と性別役割意識および家庭内での役割分業の関連性について分析し,市場と家庭という2つの制度の関連性と,それが90年代の女性の就労行動に与えた影響について考察する.また「就業形態の多様化」が女性の就労選択に与えた影響を検討するにあたって労働時間に注目し,従来の「量的な時間」ではなく「質的な時間」という概念を導入する.本論では,第1に,90年代における「就業形態の多様化」は正社員として働く女性とそれ以外(特にパートタイム労働)の女性間の2極化に寄与したこと,また,第2に,「就業形態の多様化」がもたらしたものは,家庭責任を担う多くの女性にとっての「出口のない機会」であり,妻が夫に同調する夫婦の労働供給パターンの再生産であったことが指摘される.
This paper examines the labour supply of Japanese women in the 1990 s. Particular focus is on the impact of the diversification of employment forms which had been developed in Japan during the 1990 s on women's choices and experiences both in the labour market and in family. Systematic analysis is applied to investigate the impact using a range of national-level data sets. The findings suggest that the diversification of employment forms contributed the polarization of women between those working as full-time/regular workers and those working as part-time/non-regular workers. It is also suggested that most of the opportunities women gained in the labour market during the 1990 s led to the reproduction of couple's traditional working pattern that wives accommodate their labour market activities to their husbands'.
URI: http://hdl.handle.net/2261/15374
ISSN: 03873307
出現カテゴリ:社會科學研究
社會科學研究

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