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タイトル: 1946年の海員争議 : 「終身雇用」慣行の歴史的起源に関する一考察
その他のタイトル: Maritime Strike in 1946 : A Historical Approach to the Origins of 'Lifetime Employment'
著者: 仁田, 道夫
著者(別言語): Nitta, Michio
キーワード: 終身雇用
解雇反対闘争
占領
海員組合
戦後改革
発行日: 2004年11月12日
出版者: 東京大学社会科学研究所
掲載誌情報: 社會科學研究. 第56巻 第1号, 2004.11, pp. 85-112
抄録: いわゆる日本的労使関係システムの歴史的形成について,戦後期における労使政府当事者の対抗と秩序形成を重視する立場から,1946年秋の海員争議の意義を明らかにする.この争議は,戦後の日本の労働組合運動の特徴ともいえる大規模な解雇反対ストライキの最初のものであり,そこにいわゆる終身雇用慣行成立の出発点を見いだすことができる.経済的にも政治的にも極めて困難な状況のもとで開始されたこの争議は,内部分裂による組織的混乱を招きながらも,合理的予想では考えにくい勝利を収め,その後の労働運動と労使関係,さらには海運業や日本経済の復興にも大きな影響を与えることになった.その理由として,この解雇反対闘争が,戦時における海員たちの体験にもとづく強い主体性意識に支えられ,また「完全雇用」を旗印とした世界的な改革の動きに同調して展開されたことが重要であるというのが本稿の主張である.
The paper examines the Seamen's Strike in 1946 to understand the evolution of Japanese-style employment systems. The author stresses the conflicts and compromises among actors, labor, management and government, as the driving forces behind the establishment of the systems. The strike is the first of massive anti-dismissal strikes characteristic to the labor movement in post-war Japan. As such, it is possible to find a starting point for the evolution of the "lifetime employment systems" who faced very unfavorable economic and political conditions won unexpected victory in the struggle and set a precedent for Japanese workers. The paper analyzes the backgrounds of the strike.
URI: http://hdl.handle.net/2261/15420
ISSN: 03873307
出現カテゴリ:社會科學研究
社會科學研究

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