UTokyo Repository 東京大学
 

UTokyo Repository >
133 社会科学研究所 >
社會科學研究 >

このページ(論文)をリンクする場合は次のURLを使用してください: http://hdl.handle.net/2261/15437

タイトル: 技術選択と特許の保護範囲
その他のタイトル: Technology Choice and Patent Scope
著者: 野村, 良一
大川, 隆夫
著者(別言語): Nomura, Ryoichi
Ohkawa, Takao
キーワード: 技術選択
特許の保護範囲
R&D投資
過剰投資企業数
過少投資企業数
発行日: 2005年3月10日
出版者: 東京大学社会科学研究所
掲載誌情報: 社會科學研究. 第56巻 第3/4号, 2005.03, pp. 103-115
抄録: 本稿の目的は,特許範囲の変更が,企業の技術選択にどのような影響を与えるかを,Mills and Smith (1996)の論文を援用しつつ分析することである.2企業が,第一ステージで旧技術と新技術のどちらを採用するかを同時に選択,第二ステージでクールノー競争を行なうというモデルを構築した.その際,新技術がdrastic innovationであるかどうかを考慮した.本稿で得た主な結論は次の通りである.(1)特許の保護範囲の拡大は,drastic innovationの場合,R&D投資企業数を増加させることはあるが,減少させることはない.non-drastic innovationの場合,R&D投資企業数を増加させることも減少させることも起こりうる.(2)経済厚生を比較した場合,特許範囲の拡大が厚生水準を増加させることはない.(3)経済厚生の観点から見ると,特許範囲の狭さ広さに関わらず,費用低下と投資費用の水準如何では,投資企業数が過少になることも過剰になることもある.(4)特許範囲の拡大によって社会的に望ましい投資企業数を達成できる場合は極めて限定的である.
The purpose of this paper is to investigate the effect of the expansion of patent scope on the technology choice in an extended Mills and Smith (1996)'s model where patent is introduced. In the first stage, each of two firms simultaneously chooses one of two types of technology (a new technology and an old one). In the second stage, each of them competes in Cournot fashion. We establish : (1) If the new technology is drastic (non-drastic) innovation, then the expansion of patent scope facilitates (does not facilitate) each firm's R & D investment. (2) The expansion may bring about socially optimal (excessive) number of firms engaging in R & D investment under some (other) pair of the level of unit cost and that of R & D expenditures.
URI: http://hdl.handle.net/2261/15437
ISSN: 03873307
出現カテゴリ:社會科學研究
社會科學研究

この論文のファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
KJ00004192089.pdf821.45 kBAdobe PDF見る/開く

本リポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2010  Duraspace - ご意見をお寄せください