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タイトル: 浮遊する歴史 : 1990年代の天皇論
その他のタイトル: Visions of Monarchy in 1990s Japan(<Featured Theme> Transformations in Consciousness in 1990s Japan)
著者: 苅部, 直
著者(別言語): Karube,Tadashi
キーワード: 1990年代
日本
政治思想
ナショナリズム
皇室制度
発行日: 2006年9月30日
出版者: 東京大学社会科学研究所
掲載誌情報: 社會科學研究. 第58巻 第1号, 2006.09, pp. 37-46
抄録: 天皇論という視角から見た場合, 日本社会の1990年代は, その前代との変化が大きいのに比べて, そのあと, 2000年以降との違いはあまりなく, 90年代における特徴が, いまも持続していると言ってよい.言論界においては, かたやナショナリズムの復活を声高に唱える声, そして他方ではそうした動向を警戒する議論が盛んで, 天皇論も対立点の一つとなっている.だが論壇での議論の熱さに比べ, 社会一般の皇室に対する感情は, むしろ希薄なものと言ってよく, そのことがかえって.ナショナリズムと政治意識との関係に, ある不安定性をもたらしているのである.
The Japanese monarchy (Emperorsystem) was much discussed in 1990s, but there was a sharp contrast between intellectual argument and popular opinion. Scholars and journalists eagerly debated on the subject of nationalism and monarchy, whereas the general public was mostly indifferent to the Imperial Family. This article observes that the ambiguity about the Japanese vision of monarchy may cause the outbreak of some political action, e. g. terrorism, and this propensity still lies in this society even now.
URI: http://hdl.handle.net/2261/16290
ISSN: 3873307
出現カテゴリ:社會科學研究
社會科學研究

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