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タイトル: Socio-ecological Research of the Trap-pit Hunting in Jomon Period, Japan
著者: Sato, Hiroyuki
発行日: 2005年3月31日
出版者: 東京大学考古学研究室
掲載誌情報: 東京大学考古学研究室研究紀要. 第19号, 2005.3, pp. 105-124
抄録: 多摩ニュータウン遺跡群では,現在までに縄文時代の陥し穴が1方某以上検出されている。陥し穴の高密度分布域には二つのタイプがあり,ひとつほ丘陵頂部の沢の源頭付近に円形・楕円形の陥し穴2-3基を組として繰り返し設置される丘陵型で,他は平坦地に長円形を主とする陥し穴を4基以上列状に配置する段丘型である。丘陵型は縄文早期後半を主として縄文時代前半期に多く,段丘型は中期以降の同後半期によく見られる。多摩ニュータウン遺跡群で見られるこの特徴は,基本的に列島全体でも認めらわる。現生狩猟採集民研究や民族考古学的調査の知見を加味すると,これらの陥し穴は追い込み猟に使われたのではなく,罠猟であった可能性が高い。丘陵型を主とする前半期には,イノシンを主としながらも多様な動物を対象としたが,後半期になると,シカを対象とした積極的な罠猟に収斂すると考えられる。この変化は,構造的な土地利用・季節的生業システム・狩猟組織の分節化等の発達といった縄文社会の構造変動に連動していた。
We found pit-falls of Jomon period amounting to a. 5,900 from 243 sites in Tama New Town site cluster. There are two topographical characters with the highest density of the pit-falls as the Hill Type and the Terrace Type. The former type is arranged as the pairs consisting 2 to 3 pits around the heads of the narrow valleys for getting wild boar mainly, and the latter is as the rows consisting of more than 4 pits on the terraces for deer. During Jomon, the trap pit-falls hunting system in T. N. T. changed the former to latter, and this inclination can be found all Japanese archipelago. This change is consistent with the change of Jomon hunting society.
URI: http://hdl.handle.net/2261/4463
ISSN: 02873850
出現カテゴリ: 東京大学考古学研究室研究紀要
東京大学考古学研究室研究紀要

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