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タイトル: 平和理念を「生きる」預言者(2) : シュテファン・ツヴァイクの「敗北主義」と自由理念について
その他のタイトル: Ein Prophet, der seine pazifistische Idee lebt (2) : Über Stefan Zweigs „Defaitismus“ und seine Idee der Freiheit
著者: 杉山, 有紀子
著者(別言語): Sugiyama, Yukiko
キーワード: シュテファン・ツヴァイク
Stefan Zweig
『エレミヤ』
Jeremias
平和主義
敗北主義
第一次世界大戦
反戦文学
平和運動
アルフレート・フリート
Alfred Fried
ロマン・ロラン
Romain Rolland
自由
発行日: 2011年3月
出版者: 東京大学大学院ドイツ語ドイツ文学研究会
掲載誌情報: 『詩・言語』. 第74号, 2011年3月, pp. 35-55
抄録: 本論は2009年12月に人文社会系系研究科に提出された修士論文に基づき加筆修正を加えたものである。後半となる本論では(1)に引き続きシュテファン・ツヴァイクの『エレミヤ』とそこに表現された「敗北主義」を扱う。第一次世界大戦中にツヴァイクはロマン・ロランと深い交流を持つが、『エレミヤ』及びそれに続くツヴァイクの「敗北主義」をめぐる議論を通して両者の立場の微妙な違いが明らかになる。彼は平和理念こそ闘争の原理を否定すべきで、理念のために他者の犠牲を要求することは許されないと論じて自らを「敗北主義者」と称するが、ロランはこれに反対した。ツヴァイクの描く、敗者によって平和理念が体現されるという構図は、自由理念にも当てはまる。自由理念には「勝者」とならないこと、すなわちいかなる形でも自由の抑圧者とならないことが要求される。このことと、平和及び自由のための現実的行動の必要性とのジレンマがツヴァイクの中には終始存在していた。
URI: http://hdl.handle.net/2261/51471
ISSN: 09120041
出現カテゴリ:019 文学
1143810 学術雑誌論文

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