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タイトル: 蘭越型細石刃石器群の技術構造
その他のタイトル: Technological Structure of Rankoshi Type Microblade Assemblage
著者: 役重, みゆき
著者(別言語): Yakushige, Miyuki
発行日: 2012年3月21日
出版者: 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部考古学研究室
掲載誌情報: 東京大学考古学研究室研究紀要. 第26号, 2012.3, pp. 63-105
抄録: 本稿では、日本列島の最初期細石刃石器群のひとつである蘭越型細石刃石器群を扱い、当該石器群の適応戦略を明らかにする目的のもと、定義の再検討と技術構造に関する分析を行った。さらに、分析結果を同時期の細石刃石器群である美利河型・峠下型細石刃石器群と比較した。分析結果として、まず、従来まで蘭越型として認識されてきた資料についてその範囲に含められないものが存在することを指摘した。また、石刃核からの素材生産工程が注目されてきた蘭越型細石刃石器群において複数の工程に関わる技術が選択肢として保有されており、コンテクストに応じて柔軟に発揮されてきたことを明らかにすることができた。また、同時期石器群と比較することで、異なる石器群で用いられた適応戦略の差異とその意義を明らかにした。北海道で細石刃石器群が出現したとする仮説についても予察的に検討し、現状では細石刃石器群と北海道前半期石器群に技術的な系統性は見出し難いとの結論を得た。
This study dealt with Rankoshi type microblade assemblage, which is one of the earliest microblade assemblages in Hokkaido, Japan. The author reexamined its typological definition and analyzed technological structure, in the purpose of finding out its strategy of coping with LGM climate and environments of Hokkaido. Moreover, the result of analysis was compared with contemporary assemblages: Pirika type and Tougeshita-1 type microblade assemblages. In conclusion, this study showed that some of the materials which had been conventionally called Rankoshi type could not regard as Rankoshi type, and found that the people who had held Rankoshi assemblage had several reduction processes used at different occasions. Further studies are needed in order to find out chronological and technological relationship between the earliest microblade assemblages and other Early Upper Paleolithic assemblages.
URI: http://hdl.handle.net/2261/51529
ISSN: 18803784
出現カテゴリ:東京大学考古学研究室研究紀要
東京大学考古学研究室研究紀要

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