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タイトル: 出芽酵母におけるtRNA切断と細胞応答の解析
著者: 茂松, 恵
著者(別言語): シゲマツ, メグミ
発行日: 2011年3月24日
抄録: tRNAは、mRNA上の遺伝暗号を対応するアミノ酸へと変換するアダプター分子である。1955年にCrickによりその存在が予言され、その翌年に実体が発見されて以来、アダプター分子としての構造や機能の研究が盛んに行われてきた。ところが最近になって、これまでのアダプター分子としての機能とは異なる全く新しい生理現象に関する報告が相次いでなされている。それらの中で特に注目すべきこととして、ヒト培養細胞やシロイヌナズナ、テトラヒメナ、出芽酵母、放線菌など幅広い生物種において、アミノ酸飢餓、酸化、高温など種々のストレスに応答してtRNAの切断が誘導されることが明らかにされた。このことから、tRNA切断が生物にとって普遍的な現象であることが示唆されている。そこで本研究では、出芽酵母において人工的にtRNAをノックダウンし、これに対する細胞応答を解析した。一方で、キラー酵母と呼ばれるKluyveromyces lactisが生産するzymocinや、Pichia acaciaeが生産するPaTが、それぞれ出芽酵母のtRNAGlu, tRNAGlnを切断するトキシンであることが明らかにされた。感受性出芽酵母に対して、zymocinはG1期で、PaTはS期で細胞周期を停止させる。これらのトキシンによるtRNA切断は、感受性菌の増殖阻害を目的として引き起こされるため、ストレスに対する応答としてのtRNA切断とは、生理的意義が本質的に異なると考えられる。そこで、キラー酵母によるtRNA切断に対する細胞応答についても解析した。
内容記述: 報告番号: 甲26912 ; 学位授与年月日: 2011-03-24 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(農学) ; 学位記番号: 博農第3665号 ; 研究科・専攻: 農学生命科学研究科応用生命工学専攻
URI: http://hdl.handle.net/2261/51988
出現カテゴリ:021 博士論文
1160620 博士論文(応用生命工学専攻)

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