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タイトル: 糸状菌Aspergillus nidulansの菌糸先端生長におけるキチン合成酵素の機能と動態に関する研究
著者: 對崎, 真楠
著者(別言語): ツイザキ, マクス
発行日: 2011年3月24日
抄録: 糸状菌は極性的な先端生長により菌糸型の形態を形成する生物であり、先端生長はあらゆる生物の細胞において普遍的に見られる現象である。糸状菌の細胞表層は細胞壁によって覆われており、キチンは糸状菌細胞壁の主要構成成分の一種である。糸状菌においてキチンの生合成は菌糸型の形態形成に必須であり、糸状菌のモデル生物であるAspergillus nidulansにおいて、キチンの生合成を担うキチン合成酵素は7つのクラスに分類される8個が存在する。これらのキチン合成酵素のうち、クラスIIIに属するChsB、クラスVに属するCsmA、クラスVIに属するCsmBをコードする遺伝子の破壊株は生育遅延や顕著な表現型の異常を示す。またこれらのキチン合成酵素は膜タンパク質であり、菌糸先端及び隔壁形成部位に局在し、菌糸先端生長並びに隔壁形成において重要な役割を果たしていると考えられる。クラスV及びVIに属するCsmAとCsmBはタンパク質のN末端側にアクチン細胞骨格上を移動するモータータンパク質であるミオシンと相同性のあるドメイン(myosin motor-like domain: MMD)を有する。クラスIII、V、VIに属するキチン合成酵素をコードする遺伝子は菌糸型の形態をとり得る真菌類のゲノム中にのみ存在し、出芽酵母Saccharomyces cerevisiae、分裂酵母Schizosaccharomyces pombe、二形性酵母Candida albicans等のゲノム中には存在しないことから、菌糸型の形態形成に重要であると考えられる。糸状菌の菌糸先端生長に関わる因子については近年解析が進められているが、菌糸先端における形質膜形成や細胞壁合成に直接的に関わると考えられる因子については、その局在化機構や輸送機構等は殆ど明らかとなっていない。そこで本研究では、ChsB、CsmA、CsmBの菌糸先端生長における機能と、その局在化機構に関する解析を行なった。
内容記述: 報告番号: 甲26915 ; 学位授与年月日: 2011-03-24 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(農学) ; 学位記番号: 博農第3668号 ; 研究科・専攻: 農学生命科学研究科応用生命工学専攻
URI: http://hdl.handle.net/2261/51990
出現カテゴリ:021 博士論文
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