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タイトル: 日中対照実験からみる代名詞主語とその省略
著者: 柴田, 奈津美
キーワード: 代名詞
代名詞省略
指示形式
文接続
主語
発行日: 2013年3月1日
出版者: 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
掲載誌情報: 言語情報科学. 11, 2013.3.1, pp. 37-53
抄録: 中国語や日本語のような形態的一致を欠く言語では、代名詞が省略された場合、先行詞の同定は形態的情報に頼ることができないため、文脈に依存することになる。「必要以上の情報を与えてはならない」、「曖昧な言い方を用いてはならない」といった会話の一般原則(Grice 1975, Levinson 1987a, 1987b 他参照)を踏まえると、「代名詞は、曖昧性を引き起こさない限りにおいて、省略できる場合には通常省略される」と考えられる。本研究は、日本語との対照実験を通して、中国語の代名詞は省略しても曖昧性が起きない環境においても頻繁に用いられるということを明らかにする。さらに、詳細な実験データの分析により、接続形式の乏しい中国語では、代名詞主語の出現が文接続を補っているということを指摘する。このことは、中国語と同じように形態的一致を欠くが、接続形式が比較的豊富な日本語と比較することでさらに裏付けられる。
URI: http://hdl.handle.net/2261/54826
ISSN: 13478931
出現カテゴリ:言語情報科学
言語情報科学

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