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タイトル: An Interpretation of the Results of the Repeated Precise Levellings in the Tango District after the Tango Earthquake in 1927
その他のタイトル: 昭和二年丹後地震後の水準測量成果の位置解釈
著者: Tsuboi, Chuji
著者(別言語): 坪井, 忠二
発行日: 1929年4月23日
出版者: 東京帝国大学地震研究所
掲載誌情報: 東京帝国大学地震研究所彙報. 第6冊, 1929.4.23, pp.71-83
抄録: 昭和二年三月七日丹後地方を襲つた大地震に就ては、各方面に亘つて盛に研究が行はれた為に地震に関する我々の知識が余程進歩した様に見える。其の中で最も著しい業績の一つは陸地測量部の手に依つて行はれた同地方の三角測量と水準測量との改測である。丹後地方には古い水準路線が一本通つて居るが此の他に地震後同地方には新に路線が幾本も設けられて之等の路線に沿つて水準測量が繰返して行はれることになつた。夫等の水準路線は第二回に点線で示した通りである。水準測量は地震後今日迄に既に三回も繰返されて其の結果は其の都度研究所彙報に発表されて居る。夫等の結果から我々は丹後地方の地殻が地震後次第に変動して行く有様を知る事が出来るのである。之等の測量の結果は非常に責重な材料であつて出来るだけ色々な立場から解釈して見る事が必要であらう。既に寺田、宮部両氏は地震後の三角測量から求めた地殻の水平運動と水準測量から求めた垂直運動との間に密接な関係がある事に注目して此の地方の地震後の運動はアイソスタシーの理論の要求する所と一致して居ろと述べられて居る。自分が之等の問題に興味を抱いて居つた時偶々東北帝国大学の田山学士の「丹後但馬地震地域の地体構造と最近地史に就て」(齋藤報恩会学術研究報告第六号)が発行された。同氏の論文中の第一回には但馬丹後地方の地塊が非常に細く図示されてあろ。此の図を見て居て早速気が付いた事は此の様な構造と地震後の地殻の変動との間に何か関係がありはしまいかと云ふ事であつた。それで早速調査を始める事にしたのであるが此の点に就いて田山氏の論文から暗示を得た事に対して謝意を表して置き度い。
URI: http://hdl.handle.net/2261/9910
ISSN: 00408972
出現カテゴリ:東京大学地震研究所彙報
東京大学地震研究所彙報

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