2024-03-29T14:17:29Z
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/oai
oai:repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:00005610
2022-12-19T03:47:11Z
125:355:356
9:233:280
Incidence of malignancy in patients with intraductal papillary mucinous neoplasm of the pancreas
膵管内乳頭粘液性腫瘍と発癌に関する検討
川久保, 和道
11677
490
University of Tokyo (東京大学)
博士(医学)
膵管内乳頭粘液性腫瘍は膵発癌の危険因子であることは知られている一方、膵以外の他臓器癌の合併が多いという報告が散見されるが、後ろ向き研究のみである。今回の研究では、642人のIPMN患者を前向きに経過観察したところ、年率1.3%で39人の患者に40の他臓器発癌が見られた。標準化罹患率比は 0.94(0.67-1.29)であり、95%信頼区間が1をまたいでおり、IPMN患者における他臓器癌罹患率は、年齢性別を適合させた一般日本人と比較して高いとは言えないことが示された。また、同IPMN患者に、年率0.6%で17人の膵発癌を認め、SIRは10.7(6.2-17.1)であり、膵癌罹患率が有意に高いことが示された。
thesis
2012-03-22
2012-03-22
application/pdf
甲第28220号
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/5610/files/h23_kawakubo.pdf
jpn