2024-03-28T11:54:57Z
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/oai
oai:repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:00016486
2022-12-19T03:55:48Z
43:393:749:753
9:504:751:754
Internal Reduplication in Māori : Harmonic Serialism vs. Parallel OT
HASHIMOTO, Daiki
26327
reduplication
Harmonic Serialism
Parallel OT
Harlow (1991) によってマオリ語の畳語形成 (reduplication) は記述・一般化され、複数の畳語パターンが存在することが明らかにされた。その後Meyerhoff and Reynolds (1996)によって最適性理論に基づいた理論分析が行われたが、Harlow (1991) でパターン2 と呼ばれていた畳語パターンに関しては、他のパターンに比べ例が少ないという理由で理論分析が見送られていた。本研究ではこのパターン2 に対して、GEN とEVAL に関する想定が異なる2つの最適性理論の枠組み(並列型最適性理論 (Parallel Optimality Theory) と調和的直列理論 (Harmonic Serialism))による理論分析を試みる。その際に調和的直列理論はこの畳語パターンを正しく予測できるが、並列型最適性理論では捉えられないことを明らかにする。この予測の差はGEN に関する両者の想定の違いに起因する。本研究の意義は、マオリ語の畳語形成が並列型の最適性理論よりも調和的直列理論の方が優れている証拠になることを明らかにした点にある。
departmental bulletin paper
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
2016-03-01
application/pdf
言語情報科学
14
37
53
AA11831019
13478931
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/16486/files/lis1403.pdf
eng