2024-03-29T12:17:40Z
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2022-12-19T04:09:07Z
80:4535:4957:4965
9:504:4538:4959:4966
9. 津波による家屋の破壊についての一考察
9. A Study of the Damage to Houses due to a Tsunami
HATORI, Tokutaro
131601
453
application/pdf
津波による家屋の被害は,その家屋自身の強度以外に,船や木材などの重い巨大な漂流物の衝突などによるものがあるが,一般に津波の浸水高と速度の結合したものがある極限を越すとき,家屋は損傷する.1933年の三陸,1944年の東南海,1946年の南海道および1960年チリの各津波について,津波の高さ(M.S.L.上)と相田・影山(1961)が定義した家屋の破壊率D:D=(a+b+c/2)/(a+b+c+d)x100(%)a:流失,b:全潰,c:半潰,d:浸水との関係について吟味すると,Fig.1に示すように地域性あるいは個々の立地条件で,点のばらつきがあるが,同一波高に対し三陸津波は被害が大きく,他の津波に比し大きな溢流速度をもつたことが言えるようである.
departmental bulletin paper
東京大学地震研究所
1964-05-30
application/pdf
東京大學地震研究所彙報 = Bulletin of the Earthquake Research Institute, University of Tokyo
1
42
181
192
AN00162258
00408972
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