2024-03-28T09:56:29Z
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/oai
oai:repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:00034050
2022-12-19T04:09:15Z
80:4535:5057:5061
9:504:4538:5059:5062
18. 層のある地球の弾性振動 : 第1種の振動の周期
18. On the Vibration of an Elastic Globe with One Layer. : The Vibration of the First Class
松本, 利松
132722
佐藤, 泰夫
132723
453
application/pdf
弾性球としての地球の固有振動についてはH・Lambのそれを始めとして多くの研究がなされている.ここではCoraとMantleより成る地球に対して,第1種の振動の固有周期を求めた.振動の球面上における各Modeについてそれぞれ一連の固有周期の群が存在するが,それらは半径方向に異なった振巾分布を示す振動に対応する.この振動周期は核の内外における弾性常数及び密度の比の値によって変化するが,n=2(θ-又はψ方向に2つの節平面が存在する)の場合には核が剛体であるか流体であるかに従って,最も長い固有周期は,MantleのS-波速度を6.5km/secとして,約33.7分及び42.5分となる.実際にこのような振動が観測されれば,地球のCoreの状態を推定する有力な手懸りを与えるであろう.
departmental bulletin paper
東京大学地震研究所
1954-10-30
application/pdf
東京大學地震研究所彙報 = Bulletin of the Earthquake Research Institute, University of Tokyo
3
32
247
258
AN00162258
00408972
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/record/34050/files/ji0323002.pdf
eng