{"created":"2021-03-01T06:20:11.649636+00:00","id":3550,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"d3b17773-bba7-465a-b762-d040387d5cfc"},"_deposit":{"id":"3550","owners":[],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"3550"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:00003550","sets":["110:203:257","9:233:234"]},"item_7_alternative_title_1":{"attribute_name":"その他のタイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_alternative_title":"Research on the self-homomorphic relationships of population distribution by using 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基準地域メッシュ内の人口が0人であるメッシュを66%より多く含む統合メッシュは分析対象外とした. 人口分布を特徴付けるモデルは線形モデル, 対数正規分布モデル, 非線形モデルの三つである. 線形モデルを用いた場合, 九州全体を母地域とし, 単位地域を, 2km×2km, 4km×4km, 8km×8km, 16km×16km, 32km×32km統合メッシュとしたとき, αと決定係数R2の値は単調に増加した. 次に, 37個の32km×32km統合メッシュのそれぞれを母地域とし, 2km×2km統合メッシュ, 4km×4km統合メッシュ, 8km×8km統合メッシュを単位地域としたとき, 同じ大きさの単位地域で, 母地域を九州全体としたときのサイズの順位に対するα, 決定係数R2の値について着目すると, 母地域を九州とした時の順位が下がるときαの値は小さくなる傾向があり, 決定係数R2の値には相関がない. 37個の母地域1つずつについて, 単位地域の大きさを変化させたときのα, 決定係数R2の値に関して, 母地域が九州全体としたときの結果と比較すると両者の推移は共通していない. したがって, 自己同型性は検出されない. 対数正規分布モデルを用いた場合, 九州全体を母地域とし, 単位地域を, 2km×2km, 4km×4km, 8km×8km, 16km×16km, 32km×32km統合メッシュとしたとき, μの値は単調に増加し, σの値は単調に減少し, 決定係数R2の値には減少傾向がみられた. 次に, 37個の32km×32km統合メッシュのそれぞれを母地域とし, 2km×2km統合メッシュ, 4km×4km統合メッシュ, 8km×8km統合メッシュを単位地域としたとき, 同じ大きさの単位地域で, 母地域を九州全体としたときのサイズの順位に対するμ, σ, 決定係数R2の値について着目すると, 母地域を九州とした時の順位が下がるときμの値は大きくなる傾向があり, σの値は小さくなる傾向があり, 決定係数R2の値には相関がない. 37個の母地域1つずつについて, 単位地域の大きさを変化させたときのσ, 決定係数R2の値に関して, 母地域が九州全体としたときの結果と比較すると両者の推移は共通している. したがって, 自己同型性が検出された. 非線形モデルを用いた場合, 九州全体を母地域とし, 単位地域を, 2km×2km, 4km×4km, 8km×8km, 16km×16km, 32km×32km統合メッシュとしたとき, α, 決定係数R2の値に目立った傾向はみられない. 次に, 37個の32km×32km統合メッシュのそれぞれを母地域とし, 2km×2km統合メッシュ, 4km×4km統合メッシュ, 8km×8km統合メッシュを単位地域としたとき, 同じ大きさの単位地域で, 母地域を九州全体としたときのサイズの順位に対するα, 決定係数R2の値について着目すると, 母地域を九州とした時の順位が下がるとき1次の項の係数α1の値は小さくなる傾向があり, 2次の項の係数α2, 3次の項の係数α3, 決定係数R2の値には相関がない. 37個の母地域1つずつについて, 単位地域の大きさを変化させたときのα, 決定係数R2の値に関して, 母地域が九州全体としたときの結果と比較すると両者の推移は共通していない. したがって, 自己同型性は検出されない. 本研究の結論として, 対数正規分布モデルで自己同型性を検出できたことを採用する. したがって, 地域振興には, 他地域と連携した対策をとる必要性がある. 今後の研究課題は動学的な分析に発展させることである.","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_7_full_name_3":{"attribute_name":"著者別名","attribute_value_mlt":[{"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"8475","nameIdentifierScheme":"WEKO"}],"names":[{"name":"Inoue, 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