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〈詩人〉と〈知性人〉の相克 : 萩原朔太郎「日本への回帰」と保田與重郎の初期批評との思想的交錯をめぐって
https://doi.org/10.15083/00016480
https://doi.org/10.15083/00016480fa9777d6-edf5-4c11-8fe1-00ec5c4c7037
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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lis1406.pdf (367.8 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-05-10 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 〈詩人〉と〈知性人〉の相克 : 萩原朔太郎「日本への回帰」と保田與重郎の初期批評との思想的交錯をめぐって | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 萩原朔太郎 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日本への回帰 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 保田與重郎 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | イロニー | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 詩人 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 知性人 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00016480 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
井川, 理
× 井川, 理 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 萩原朔太郎「日本への回帰 我が獨り歌へる歌」(1937)は、これまで、思想史研究の領域においては「近代化に対する反動の典型」として位置付けられる一方で、文学研究の領域においては萩原朔太郎の晩年期の思想を考察する上であまり重視されてこなかった。しかしながら、「日本への回帰」は、従来の研究において前提とされてきた「欧化と回帰」という単線的な図式に還元しえない要素を孕み、『氷島』(1934)以降詩を書かなくなった「詩人」の営為を検討する上で重要な指標となるテクストであると思われる。なぜなら、そこには「詩人」が主体となり詩論を展開する部分と、過去から現在への近代日本史を辿り、未来において「日本の世界的新文化を建設」しようとする「知性人」による文明批評的な部分とが混在した複雑な言説構造が看取されるからである。本稿では、これらの「詩人」と「知性人」の在り様を、同時期に萩原朔太郎が「詩人の文学」として共感を寄せた保田與重郎の初期批評を補助線として、それぞれ詳細に検討する。それらの作業を通じて、詩を書かなくなった「詩人」であり、文明批評的な散文を多く執筆した「知性人」でもあった晩年期の「萩原朔太郎」という主体の葛藤を考察したい。 | |||||
書誌情報 |
言語情報科学 巻 14, p. 89-105, 発行日 2016-03-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13478931 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11831019 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 | |||||
出版者別名 | ||||||
値 | Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo |