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  1. 118 総合文化研究科・教養学部
  2. 10 言語情報科学専攻
  3. 言語情報科学
  4. 10
  1. 0 資料タイプ別
  2. 30 紀要・部局刊行物
  3. 言語情報科学
  4. 10

多和田葉子『旅をする裸の眼』論 : 映画と眼差しをめぐって

https://doi.org/10.15083/00016544
https://doi.org/10.15083/00016544
e8d34b8b-0d7a-4c18-9e5d-e6036b6107a2
名前 / ファイル ライセンス アクション
lis01010.pdf lis01010.pdf (387.9 kB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2012-12-03
タイトル
タイトル 多和田葉子『旅をする裸の眼』論 : 映画と眼差しをめぐって
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 植民地主義と映画
キーワード
主題Scheme Other
主題 視覚と身体
キーワード
主題Scheme Other
主題 アイデンティティと国家
キーワード
主題Scheme Other
主題 顔と名前
資源タイプ
資源 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15083/00016544
ID登録タイプ JaLC
著者 小野, 絵里華

× 小野, 絵里華

WEKO 26395

小野, 絵里華

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 本稿では2004年に発表された多和田葉子『旅をする裸の眼』のテクスト分析を行なう。その際、ベトナムからヨーロッパにやってきた主人公が見ているカトリーヌ・ドヌーヴ主演映画との関連を分析する。特に、フランス領インドシナを描いた映画『インドシナ』(1992年)を見ながら、植民地主義を批判しているはずの主人公が幼児的に退行し、映画のなかのドヌーヴという西洋植民者側の<母>に積極的に従属しようとする在り方は、映画鑑賞におけるマゾヒスティックな欲望と相まって見逃してはならない点である。そこには、映画『インドシナ』の批評にあるように、植民地の記憶を「集合的ファンタジー」として記憶させる植民者側の戦略があったかもしれず、主人公はそれにはまってしまったことになる。ホーチミンを崇拝している主人公は、パリで不法滞在しながら、一方では資本主義を批判し、一方ではドヌーヴに表象される西洋的身体に魅了されるという矛盾のなかを生きている。ベルリンの壁崩壊後の世界で、もはやどこにも居場所がない主人公は、最後には「時計の針」で映画狂の自分自身の目を突いてしまおうとする。それは「共産主義/資本主義」「西洋/東洋」といった二項対立に抵抗し、異空間へと越境するための残された唯一の手段であった。
書誌情報 言語情報科学

巻 10, p. 161-176, 発行日 2012-03-01
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 13478931
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA11831019
日本十進分類法
主題Scheme NDC
主題 801
出版者
出版者 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
出版者別名
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo
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Ver.1 2021-03-01 13:55:50.114206
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