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危機意識の文学論 : 保田與重郎「文学に於ける思考と実践」、「ステイル論」、「作家の危機意識と内在の文学」
https://doi.org/10.15083/00016546
https://doi.org/10.15083/0001654666f43646-6234-4587-a194-d4ee4f7256fe
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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lis01012.pdf (332.0 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2012-12-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 危機意識の文学論 : 保田與重郎「文学に於ける思考と実践」、「ステイル論」、「作家の危機意識と内在の文学」 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 保田與重郎 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 危機意識 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 過程 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 内在の文学 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00016546 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
小松原, 孝文
× 小松原, 孝文 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 保田與重郎の「文学に於ける思考と実践」、「ステイル論」、「作家の危機意識と内在の文学」という三つの初期文学評論は、ともに作家の「危機意識」というものを問題にしている。保田は、既存の言葉使いとは異なる新しい言葉の使い方により、「世界の真実」を切り開くことが文学の基本的な立場であると考える。そのことを前提としたうえで、ここで取り上げる作家の「危機意識」とは、作家が「真実」を言葉として「表現」する際の、自分の言葉が「思考の真実」を思い通りに示しているかという「不安」に基づくものだといわれている。こうした「危機意識」は、「過程の中にためらふ」ものであり、そこから考えられる作家や文学もまた「ドグマ的性格」を免れることはできない。しかし、この「危機意識」という「作家精神」は、保田なりの「文学の精神史」のなかに位置づけられ、「ギリシヤ以来」の「外へ」向かう文学と両存する、「内へ」向かう新しい文学として検討されるのである。 | |||||
書誌情報 |
言語情報科学 巻 10, p. 193-206, 発行日 2012-03-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13478931 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11831019 | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題 | 801 | |||||
主題Scheme | NDC | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 | |||||
出版者別名 | ||||||
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo |