WEKO3
アイテム
「日本文学」の編成と抵抗 : 『琉大文学』における国民文学論
https://doi.org/10.15083/00016598
https://doi.org/10.15083/00016598f7b5f2b7-e0c4-460a-b50a-892d188973e1
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
lis00714.pdf (497.1 kB)
|
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2013-03-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「日本文学」の編成と抵抗 : 『琉大文学』における国民文学論 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国民文学論 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 沖縄文学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 占領 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 歴史認識 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 戦争 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00016598 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
我部, 聖
× 我部, 聖 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 1950年に開戦された朝鮮戦争のさなかに、サンフランシスコ講和会議が開かれた。会議の前後に竹内好らを中心に「国民文学論」が提唱され、広く議論された。この戦後の「国民文学論」を、戦前の「国文学」との差異を打ち出そうとする新たな「日本文学」の編成ととらえるとともに、戦後における文化統合の象徴としての「国民」が欲望される兆候とみることもできる。「国民文学」をめぐる論議のなかで、在日朝鮮人の作家金達寿の『玄界灘』を「国民文学」に回収しようとする動きがあったが、それは歴史的文脈を捨象して「被圧迫民族」に同一化しようとする、中心による周縁の包摂といえる。この中心による周縁の包摂を、「周縁」の側からとらえなおすのが本稿の目的である。同時期の沖縄では、琉球大学の学生が発刊した『琉大文学』において「国民文学論」が議論されていた。アメリカ占領下の沖縄では、「琉球文化」を奨励する文化政策と検閲が行われていたが、同人は、「国民文学論」をめぐる言説を「流用」(appropriation)しながら、検閲の視線をくぐり抜けて、脱植民地化の言説を紡ぎ出したのである。 | |||||
書誌情報 |
言語情報科学 巻 7, p. 205-218, 発行日 2009-03-01 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13478931 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11831019 | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 801 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 | |||||
出版者別名 | ||||||
値 | Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo |