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  1. 118 総合文化研究科・教養学部
  2. 10 言語情報科学専攻
  3. 言語情報科学
  4. 4
  1. 0 資料タイプ別
  2. 30 紀要・部局刊行物
  3. 言語情報科学
  4. 4

過剰代償行為としての『細雪』の言葉

https://doi.org/10.15083/00016616
https://doi.org/10.15083/00016616
f8a0eea7-6c37-4b65-b974-afe35c745a1a
名前 / ファイル ライセンス アクション
lis00417.pdf lis00417.pdf (892.3 kB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2013-02-25
タイトル
タイトル 過剰代償行為としての『細雪』の言葉
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 過剰な語り
キーワード
主題Scheme Other
主題 欲望
キーワード
主題Scheme Other
主題 知
キーワード
主題Scheme Other
主題 眼差し
キーワード
主題Scheme Other
主題 主体
キーワード
主題Scheme Other
主題 欠陥
資源タイプ
資源 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15083/00016616
ID登録タイプ JaLC
著者 野網, 摩利子

× 野網, 摩利子

WEKO 26467

野網, 摩利子

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 『細雪』がなぜ過剰性にみちた語り口で語られるのかについて、テクストの動的な構造を分析して、解明する。小説の言葉がみずからの意味にそそのかされ、あたらしく言葉を生誕させる、こういった形式と内容とが相互に誘惑しあう複雑な連関は、なかなか論理的に言えないものだが、それが小説の実態に違いない。本稿は、饒舌な語りのしくみと理由とを明らかにしながら、このような連関作用およびその効果を探る。『細雪』の登場人物の場合、名前を持つ人間だからというだけでは主体といえない。欲望と結託した知が、登場人物のさまつな欠陥を、たえず、説明、解釈、解決しようとして言葉を差し込み、事を大げさにしていくといった連関があってはじめて、欲望を受けて立つ主体や、欲望を追い回す主体ができる。言葉が注がれつづけなければ、この欲望駆り立てシステムは作動せず、欲望の関係式をとっていっきに存在してくる諸主体もまたない。はじめ虚像でしかない主体が、他者の欲望を刺激したり、また、刺激されたりすることで実像になる。その主体成立過程につきしたがうと同時に、刺激の資源ともなっているのが、『細雪』の語りである。それは、欲望を駆動し、体現し、代償する。ゆえに、過剰に行われなければならない。こういった、形式と内容とが入り組みあう小説の力の現実を考察する。
書誌情報 言語情報科学

巻 4, p. 271-281, 発行日 2006-03-01
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 13478931
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA11831019
日本十進分類法
主題Scheme NDC
主題 801
出版者
出版者 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
出版者別名
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo
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Ver.1 2021-03-01 13:53:33.947952
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