WEKO3
アイテム
林内トレイルにおける景観体験のモデル化に関する研究
http://hdl.handle.net/2261/22563
http://hdl.handle.net/2261/22563a80a39a2-11fd-4ee6-b7b2-06f89fea00be
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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esrh113003.pdf (28.0 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2012-07-17 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 林内トレイルにおける景観体験のモデル化に関する研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 林内トレイル | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 景観体験 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 写真投影法 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 標識サンプリング法 | |||||
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主題Scheme | Other | |||||
主題 | 概念モデル | |||||
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主題Scheme | Other | |||||
主題 | Forest trail | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Landscape experience | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Visitor Employed Photography | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Sign Sampling Method | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Schematic model | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | A Study on Modeling Landscape Experience on a Forest Trail | |||||
著者 |
奥, 敬一
× 奥, 敬一 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 53909 | |||||
姓名 | OKU, Hirokazu | |||||
著者所属 | ||||||
値 | (独)森林総合研究所関西支所 | |||||
著者所属 | ||||||
値 | Forestry and Forest Products Research Institute, Kansai Research Center | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 人々に貴重な自然とのふれあいの場を提供する森林レクリエーション空間において,その周囲に展開する森林景観は,そこに活動する利用者の背景として,また主要な興味対象として,利用者の体験を豊かで好ましいものにするためにもっとも大事な要素である。そして,その景観体験はレクリエーション行動と不可分な関係性の下にある。本論文は,環境心理学的なアプローチにより,レクリエーションに供される森林内のトレイルを対象として,そこを現実に利用する人々がどのように森林の景観を享受しているのかを理解し,計画論的に扱うための切り口を提供しようと試みた研究である。まず,第1章「序論」においては,景観は人と環境との相互作用によって成立すると考える体験論的な立場をとる研究として本論文を位置づけ,林内トレイルにおける一般のレクリエーション利用者の景観体験が,どのような空間的・時間的パターンで生じているのかを明らかにすること,その景観体験の評価特性を明らかにすること,これらをあわせて林内トレイルにおける景観体験をモデル化して理解すること,の3点を主目的とすることを示した。また,用語の定義を行い,論文の構成を示した。第2章「現地での景観体験をとらえるための方法論」においては,本論文の主要なテーマである現地での景観体験をとらえるための手法についてレビューを行い,特に本研究においてキーとなる手法として,写真投影法と標識サンプリング法について詳細にレビューし,本研究の論点に関するデータを有効に収集可能な手法であることを示した。また,調査対象地である京都大学芦生演習林についても説明を行った。第3章「林内トレイルにおける景観体験の空間的・時間的パターン」では,林内トレイルを利用する人々の景観体験がどのように起きているのかを,写真投影法を用いて把握することを試みた。ひとつには実際の林内で人間の移動に伴って現れる様々な景観のうち,どのような景観の型が認識されやすいのかを明らかにし,その空間的な構造のパターンを図化して示した。そして,利用者側の来訪目的や同行者などの要因によって認識される景観型にも違いが見られることを明らかにした。また,同様に写真投影法を用いて,林内トレイルでの景観体験がどのような時間的分布で生起するのかを明らかにした。その結果,利用者の撮影行動は集中と弛緩を繰り返しながら,全体としてはほぼ一定,ないしはペースを減衰しながら行われていることが示された。これらの結果を受けて,レクリエーション利用者の景観体験の仕組みとして,周囲の環境との相互作用によって,励起と弛緩の変動を繰り返す景観意識レベルと実際の評価を行う段階とからなる概念図を提示した。さらに本章の結果から,林内トレイルでの景観体験が形成される過程を概念モデルとして提示した。第4章「林内トレイルにおける景観体験の評価特性」では,標識サンプリング法を用い,第3章で示したいくつかの景観型を対象として,レクリエーション利用者による心象評価を行った。さらに,同一の被験者に対して一定日数のインターバルをおいて質問紙と現地の写真を郵送し,現地での評価と写真による評価との比較を行った。その結果,環境・植生の物理指標と心象評価との間には関係性は見いだしにくく,むしろ,景観型の違いや,現地特有のシークエンシャルな要因による効果がより影響していることが示された。また,景観型によって現地での景観評価の特性は異なっていた。林内トレイルでの総合的な評価を表す「満足度」について重回帰による予測モデルを作成し,満足度の形成と,景観体験の寄与について考察したところ,ある地点での満足感は,そこへ至るまでに得られた体験から持続する満足感や,直近の体験の質に規定されつつ,現地点の景観的な評価が強く加味されて構成されていたことが明らかとなった。第5章「結論と今後の課題」では,上記の結論をまとめ,林内トレイルでの景観体験を理解するための,概念的モデルを構築した。そして,カタルシス理論などと対比しつつ,概念としての有効性や景観計画への応用について論じた。また,方法論に関しては,現地で実際の利用者を対象とした場合に指摘できる,研究方法ごとの特性などについて示した。結論として,実際のレクリエーション林の計画では,活動のための場の形成だけでなく,スナップショット的な好ましい景観の形成や,動線上の景観体験の形成をうまく組み合わせることが必要であること,そして,個々の林分に対して活動適性,あるいはスナップショット的評価から適当とされる施業管理をひとつひとつ当てはめていくよりも,レクリエーション空間全体を通した体験の満足感が十分に良好になるように,利用者の行動シークエンスに着目した包括的な配置計画を作成する方が効率的であることを考察した。また,今後の課題についても整理した。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Recreational forests should implement landscape management plans, which afford their visitors pleasant and satisfying experiences. Until recently, photographs were most often used as substitutes for the real landscapes in landscape evaluation studies at recreational sites. In so doing, the participants of such studies were separated from the real context of their recreational activities, when assessing the focus of landscapes. Although some discussions on the differences of context between on-site and off-site evaluations can be found, studies for the understanding of what visitors ‘actually’ see and feel ‘in situ’ have just begun. This study focused on spatialbehavioral patterns from such kinds of new research paradigm. | |||||
書誌情報 |
東京大学農学部演習林報告 巻 113, p. 45-132, 発行日 2005 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 03716007 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00162451 | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 610 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 | |||||
出版者別名 | ||||||
値 | The Tokyo University Forests |