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The Vedānta Simile of “Pot-space” in the Madhyamakahṛdayakārikā and the Tarkajvālā
https://doi.org/10.15083/00036969
https://doi.org/10.15083/00036969188747e3-a8e1-4710-9128-70fa433b97bf
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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ib020001.pdf (789.5 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2013-09-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | The Vedānta Simile of “Pot-space” in the Madhyamakahṛdayakārikā and the Tarkajvālā | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00036969 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | バーヴィヴェーカの初期不二一元論批判 : 『中観心論』および『論理の炎』に見る「瓶空喩」をめぐって | |||||
著者 |
He, Huanhuan
× He, Huanhuan |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 87770 | |||||
姓名 | 何, 歡歡 | |||||
著者所属 | ||||||
値 | Institute of Philosophy, Chinese Academy of Social Sciences | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 「瓶空喩」(ghaṭākāśadṛṣṭānta)は、初期ヴェーダーンタ派の学匠、ガウダパーダの「不二一元」(advaita)論を特徴づける喩例として知られている。『アーガマシャーストラ』(Āgama-śāstra、別名『マーンドゥーキヤ頌』)の中でガウダパーダは、「瓶空喩」を適用する際に、なにゆえ「不二」のアートマンは、変化することなく「二」の個我(jīva)を生じるのかを論じる。一方また、これとはやや異なる意味合いをもつ「瓶空喩」がバーヴィヴェーカ(Bhāviveka)の『中観心論』Madhyamakahṛdayakārikā に見いだされる。すなわち、第八章の「ヴェーダーンタ[派]の真実の[批判的]確定」(Vedāntatattvaviniścaya)においてである。この章の前主張(pūrvapakṣa)で著者のバーヴィヴェーカは「瓶空喩」を紹介し、後主張(uttarapakṣa)の中でその「瓶空喩」等に批判を加えている。たしかに、「ヴェーダーンタ[派]の真実の[批判的]確定」章の前主張内の第9–12偈と『アーガマシャーストラ』第3章の第3–6偈には、いくつかの表面的な類似性がある。例えば、両書ともに「虚空」と「瓶」などの喩例的な要素を含んでいる。しかしながら、実際には二つの「瓶空喩」の意味と目的はかなり異なるのである。後主張の第63–67偈の中でバーヴィヴェーカは、ヴェーダーンタ派が説く意味での「瓶空喩」ではなく、むしろ虚空(ākāśa)のみに焦点を当てて批判している。彼は「虚空」(外の空)と「瓶空」(瓶の中の空)との関係に論及しないばかりでなく、ガウダパーダの「不二一元」論にも関心を示さないのである。それゆえ、二つの「瓶空喩」にみる類似点と相違点とを比較考察することによって、未解決の興味深い問題が浮かび上がってくる。すなわち、バーヴィヴェーカが紹介する「瓶空喩」は『アーガマシャーストラ』のそれに忠実に従うものであるのか? 忠実に従うものでないとした場合、両者は厳密にどのような点で異なるのか? バーヴィヴェーカが「瓶空喩」に批判を加えるとき、はたして彼はガウダパーダの思想を念頭に置いていたのであろうか? なにゆえバーヴィヴェーカは「瓶空喩」全体ではなく、虚空(ākāśa)のみに焦点を当てたのか? 彼がヴェーダーンタ派の「瓶空喩」を紹介し、批判した目的は何であったのか? バーヴィヴェーカの年代(490–570頃)によって、ガウダパーダの生存年代を推定できるであろうか? 等々の問題である。本発表では、バーヴィヴェーカが初期のヴェーダーンタ思想を紹介・批判する具体的な方法とその背景を検証するために、『中観心論』とその注釈『論理の炎』の第8 章の分析をとおして、以上のような関連する複数の問題を考察し、基本的な回答を提示したい。 | |||||
書誌情報 |
インド哲学仏教学研究 巻 20, p. 1-16, 発行日 2013-03-31 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09197907 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10419736 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部インド哲学仏教学研究室 | |||||
出版者別名 | ||||||
値 | Department of Indian Philosophy and Buddhist Studies, Graduate School of Humanities and Sociology, University of Tokyo |