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たそがれの物語 : セルマ・ラーゲルレーヴ『イェスタ・ベルリングのサガ』における前近代的世界(前編)
http://hdl.handle.net/2261/25398
http://hdl.handle.net/2261/2539849c0b763-f7c5-4e23-be7f-0d1ed223d604
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Si_gengo_61_2.pdf (711.9 kB)
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2009-07-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | たそがれの物語 : セルマ・ラーゲルレーヴ『イェスタ・ベルリングのサガ』における前近代的世界(前編) | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | セルマ・ラーゲルレーヴ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 『イェスタ・ベルリングのサガ』 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | スウェーデン | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 叙事性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | サガ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 弔い | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 近代 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 前近代 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Erzählen in der Dämmerung : Selma Lagerlöfs "Gösta Berlings saga" als Roman der Prä-Moderne | |||||
著者 |
中丸, 禎子
× 中丸, 禎子 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 106232 | |||||
姓名 | NAKAMARU, Teiko | |||||
著者所属 | ||||||
値 | 東京大学人文社会系研究科欧米系文化研究専攻ドイツ語ドイツ文学専門分野博士課程 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 2003年12月に提出した修士論文の前半である。スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴは、デビュー作『イェスタ・ベルリングのサガ』(1891)において、1820年代の故郷ヴェルムランドを舞台に、善き人間性と美しい自然を民話的な筆致で書いた。論文の第Ⅰ章「作者と作品」では、作者の時代の状況と北欧文学史における位置を紹介し、論考の目的を説明する。これまで同作は、民話調の情景描写や、人間の善意の肯定、自然主義文学から新ロマン主義文学への転換という北欧文学史上の功績を高く評価される一方、「現実逃避」、「過去の美化」といった批判も受けてきた。これに対して、本論文は、同作が、背景としての「近代化」をどのように反映し、なぜ前近代を「美化」しているのかを論じることで、作家像に新たな光をあてるのみならず、スウェーデンの「近代化」のあり方と、それに対して「前近代」が果たした役割を、文学研究の立場から考察する。第Ⅱ章「前近代のヴェルムランド」では、『イェスタ・ベルリングのサガ』において、1820年代のヴェルムランドがどのように語られているかを考察する。この作品には雑多な人物・事物が登場し、美しさと危険、善と悪、強さと弱さといった、「正反対のもの」が混ざり合う。混沌とした、清濁併せ持つその世界のすべては、一貫して肯定的に語られている。この語り口を保証するのが、表題にもある「サガ」である。「サガ(saga)」は、古アイスランド語の動詞segja(言う)を語源とし、口承文芸を意味する。同作は、近代文学でありながら、「サガ」を標榜することで、語り手を批判的主体ではなく、すでにある物語の媒介者として表現し、同時に、一つの空間に語り手と聞き手が集まり、物語を声で伝えていく前近代的な共同性の再現を試みている。『詩・言語』第62号に掲載された「後編」に続く。 | |||||
書誌情報 |
詩・言語 巻 61, p. 31-52, 発行日 2004-09 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 09120041 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00339492 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 900 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院ドイツ語ドイツ文学研究会 |