WEKO3
アイテム
利益、損失および純資産簿価情報のRelevance(2) : 産業-期間別分析
http://hdl.handle.net/2261/2767
http://hdl.handle.net/2261/27675419581a-554a-4161-935f-a479ec7d8fa4
Item type | テクニカルレポート / Technical Report(1) | |||||
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公開日 | 2013-06-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 利益、損失および純資産簿価情報のRelevance(2) : 産業-期間別分析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | value relevance | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | permanent earnings | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | book value of equity | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | losses | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | relative performance evaluation | |||||
主題Scheme | Other | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||
タイプ | technical report | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Relevance of Earnings, Losses and Book Value of Equity: Evidence from Manufacturing Firms in Japan : Part II Industry-Period Analysis | |||||
著者 |
大日方, 隆
× 大日方, 隆 |
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著者別名 | ||||||
識別子 | 97377 | |||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
姓名 | Obinata, Takashi | |||||
著者所属 | ||||||
著者所属 | 東京大学大学院経済学研究科 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | この論文は、わが国製造業の利益のvalue relevanceを産業別、期間別に分析したものである。利益のrelevanceの高低は、将来のpermanent earningsと報告利益との関連性の強弱(persistence)によって規定される。その利益のpersistenceは、たとえば、産業内での企業の優位性が長期的に継続するか否かなどの競争条件にも左右される。したがって、1つの国や地域における利益のrelevanceには、産業構成や各産業の環境などの「産業効果」が影響をあたえる。しかも、その「産業効果」は時代を通じて一定であるとはかぎらない。この論文では、その変化しうる産業効果を考慮して、対象期間を3期間に分けて、産業ごと期間ごとに利益のrelevanceを検証した。こうすることで、利益のrelevanceの期間変化がそれぞれの産業について直接的に観察できるからである。さらに、この論文では、利益のrelevanceや純資産簿価のrelevanceに影響をあたえている要因を探るため、relevanceの推定結果(回帰結果)にたいして、独創的な視点からメタ分析を試みた。この研究から得られた主要な成果は、以下の通りである。第1に、利益がvalue-relevantであるか否かは産業によって大きく異なっており、産業効果の存在が確認された。第2に、損失(負の利益)に固有の要因をダミー変数によって分離すると、大多数の産業において、対象期間全体(1979年3月期-2000年3月期)にわたって利益はvalue-relevantであり、資産価格バブルやその後の景気低迷が利益のrelevanceを喪失させたという証拠は観察されない。第3に、損失に固有の要因が利益のrelevanceにあたえる影響は、産業ごと期間ごとに異なっており、対象サンプルに含まれる損失企業の割合が大きいほど、その影響は大きい。これは、産業全体の業績が低迷しているときには、損失にたいして投資家は甘い評価をするという相対評価仮説を支持する結果である。第4に、純資産簿価のrelevanceが時代とともに上昇していることを支持する証拠は得られなかった。むしろ逆に、時代とともにそれがirrelevantである産業が増加している。第5に、純資産簿価の情報には、損失をコントロールして、利益の情報を補完する役割があることを、弱い形であるが、確認した。 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本文フィルはリンク先を参照のこと | |||||
書誌情報 |
Discussion paper series. CIRJE-J 巻 2002-CJ-87, 発行日 2002-12 |
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書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11451834 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題 | 330 | |||||
主題Scheme | NDC | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本経済国際共同センター | |||||
出版者別名 | ||||||
Center for International Research on the Japanese Economy | ||||||
関係URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/research/dp/2002/2002cj87ab.html |