WEKO3
アイテム
利益、損失および純資産簿価情報のRelevance(1) : 年度別クロス・セクション分析
http://hdl.handle.net/2261/2763
http://hdl.handle.net/2261/2763f6f89559-4d8a-4cc6-a735-b2fe60d1d7a0
Item type | テクニカルレポート / Technical Report(1) | |||||
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公開日 | 2013-06-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 利益、損失および純資産簿価情報のRelevance(1) : 年度別クロス・セクション分析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | value relevance | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | permanent earnings | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | losses | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | book value of equity | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Japan | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh | |||||
資源タイプ | technical report | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Relevance of Earnings, Losses and Book Value of Equity : Evidence from Manufacturing Firms in Japan | |||||
著者 |
大日方, 隆
× 大日方, 隆 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 97413 | |||||
姓名 | Obinata, Takashi | |||||
著者所属 | ||||||
値 | 東京大学大学院経済学研究科 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | この論文では、わが国製造業を対象として、利益情報と株価との統計的関係の確認を通じて、利益情報のvalue relevanceを検証している。主要な分析結果は、以下の5つである。第1に、回帰に含まれる変数をデフレートするか否かは、OLS回帰の前提条件を満たすか否かを左右し、分析の結果に重大な影響をあたえている。規模に起因するheteroscedasticityを緩和するうえで、変数を前期末株価でデフレートする方法は有効である。第2に、産業ダミーを説明変数に含めるか否かを通じて、産業効果の存在を確認している。その産業効果の大きさ(影響)は年度によって異なっている。これは、報告利益とpermanent earningsとの関係が、産業ごと、年度ごとに異なっていることを含意している。第3に、利益のrelevanceは、営業利益、経常利益、純利益の順に低くなっている。営業利益と経常利益の差は僅かであるが、経常利益と純利益との格差は大きい。この結果は、一方で経常利益を企業の「正常収益力」として重視する伝統的な財務分析手法の合理性を示すものの、営業利益のほうが、より適切なpermanent earningsの指標であるため、経常利益を過度に重視することにたいしては疑問を投げかけている。第4に、損失を計上している企業(赤字企業)をそれ以外(黒字企業)と分けることによって、利益のrelevanceは上昇する。しかし、「損失はノイジーな要素であるため、relevantではない。」という仮説は、弱い形でしか支持されなかった。負の利益(損失)が正の利益と同じ情報内容をもつと推定される決算期や、両者が異なる情報内容をもつと推定される決算期も存在する。第5に、純資産簿価の情報のrelevanceは限定されており、利益情報を上回るrelevanceはわずかの決算期を除いて観察されなかった。純資産簿価と利益を組み合わせた情報は、利益単独の情報よりも、よりrelevantではあるものの、損失サンプルをコントロールした利益情報のrelevanceを上回らない。この結果は、株価水準のバラツキを説明するうえで、純資産簿価情報はredundantであり、利益情報だけで十分であることを示唆している。 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本文フィルはリンク先を参照のこと | |||||
書誌情報 |
Discussion paper series. CIRJE-J 巻 2002-CJ-83, 発行日 2002-11 |
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書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11451834 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
日本十進分類法 | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 330 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本経済国際共同センター | |||||
出版者別名 | ||||||
値 | Center for International Research on the Japanese Economy | |||||
関係URI | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/research/dp/2002/2002cj83ab.html |